新王子様裏Room

□ゆったりホリデーイベ後日談その2
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「次は俺がシェイクするで?ええやろ?
君島(サンサン)…」


「えぇどうぞ?それでは…お願いします…」


同じような仕草でシェイクする修ーー


【王様だ〜れだ!】


「…ヒャアーハッハッハッ!俺だ!
とうとう来たぜ?ヨロレイヒィ〜!
んじゃあよ?2番と4番の奴等で
濃厚なスキンシップとキスしやがれ!!」


「ほぉうそう来ますか…
それじゃあ失礼して…修二…
どっちやりますか?」


「そりゃ当然ーータチ(上)やろ?
ぎゅーってしよるから
しっかり見ときぃ?篤京(アツ)」


「ふふふっ挑発ですか?
悪くない案ですね?
それじゃあ行きますよ?」


君島から修二の背中に腕を回すーー
同時に上側から深いキスを交わしながら
2人の視線が恍惚するように
こっちに移されるーー
思わずその色香に視線を反らして
仕舞いそうになったーー


「?んぅ篤京(アツ)ちゃんと…ふ…
見取らんと…はぁ…あかんやろ?」


「王様…んふ…でしょ?遠野くん…
こちらから視線を…はぁ…
反らさないで下さいーー…っ‼」


最後に互いの舌先から伝う滴りーー
上唇を舐める2人ーー


「−ふ王様?満足して頂けましたか?」


「良かったやろ?篤京(アツ)…♡」


「生殺し……(曲、寿、月)」


「キツイな…手が出そうになった(笑)」


「ぅん…分かりますはぁ…俺もでっせ?」


「修二と君島(コイツら)が揃うと
洒落になんねぇし///
ほれおしまい!次は俺が振るぜ?」


耳元に響く程の早い心音に侵食される…


「そろそろ頃合いだし…行くぜ?せーの!!」


【王様だ〜あれ‼!】


「…?次は…俺のようだな…3番と5番の札ー
壁ドンして思いきり顎を持ち上げて
強引なキスで惑わせる…良いか?」


「月光(ツッキー)の王様っぷりええなぁ?
板につくわ…実は役得や思うてへん?」


「そうかも知れんせね?因みにでっせけど
俺の興味本位て月光(つき)さんの
甘酒に俺のを少々混ぜ寄って
貰わせました(笑)そのせいでっかね?」


「ぷっ‼ほんまかいな?寿三郎(さぶ)
見えん所でええ仕事しよるな?オモロ〜☆」


「3番と5番まだか?」


「ありゃあすんまっせん。
“King"の機嫌損ねたら
溜まんので行ってきまっすわ…」


「?あぁ?3番はお前か?毛利ーー」


「はい。そっじゃあ遠野さん…
少々失礼しやります!無礼講でっすやろ?
本気で行きまっせ?」


一度瞼を閉じる毛利ーー
その距離が一気に詰まるーー
瞬きをした瞬間ーー
鈍い音が耳を掠めて
顎を思い切り持ち上げられる
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