新王子様裏Room
□ゆったりホリデーイベ後日談その1
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「どうゆう意味なのか説明しろ!
君島ーー」
「はい。私が契約させて頂いた
スポンサーですが…こちら静岡県の
温泉の宣伝としてのお仕事でして…
貴社の意向で宣伝をして頂く前に
一度それを体験して
欲しいとの事でした…
知る事で新たなアピールの象(かたち)が
見つかるかもしれないと
言われましたので
今回はその好意に甘えさせて頂く形と
なりました…。勿論ーーコーチ陣の
了承は頂いております…ご安心を…
そこで…今週の休日を利用して
ここに居らっしゃる皆様と
英気を養いたいと思い
こちらを企画致しました…」
「ほぉう?一泊旅行か…ふむ…悪くはない…」
「静岡と言えば緑茶が有名ですからね?
お頭にとっても良い企画ですなぁ…」
「温泉か〜たまにはのんびりも
悪くねぇだろう?」
「く〜〜っ!久々でっせね?
楽しみになってきましたわぁ〜…」
「この面子で旅行は激レアなんじゃねぇんか?」
「ええやんか☆」
「悪くわない提案だな…」
「………。」
「?どうかしましたか?遠野くん…」
「…別に…なんでもねぇよ…」
「そうですか?それでは今週土曜の朝ーー
AM6:00に裏門前にご集合下さい…
以上ーー私からの提案はここまでです
質問は常時受け居るので
その都度で私にお知らせ頂けたら幸いです…」
その返答を聴きーー
それぞれ自室に戻ったーー
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AM5:45−−裏門付近ーー
手短な荷物を持ち合わせて竜次と向かった
「ふぁ〜ねむぅ…肩貸してやぁ?竜次ーー」
「おい!やめろや…昨日の夜--
楽しみやって子供(ガキ)みたいに燥いで
遅くまで起きてっからだろうが!
そろそろ揃うやろ!しゃっきとしろや!」
「ふぇ〜い!ふわぁ…ぁぁ…バスで寝寄って
ええかな?別に大丈夫やろ?」
「あぁ良いんじゃねぇの?
それまでは我慢しろし…」
「−−!修二さん…来んさったねぇ…
早ようこっち来て下さっせ…」
「〜〜なんや?毛利(アイツ)−−
朝から元気だし…おぃ!種ケ島ーー
お前に手ぇ〜振ってるぜ?」
「うぅ〜ん?誰がーー?」
「?‼ちっ!人の肩枕にすんなし!アイツだよ!
アイツ‼!毛利だっつってるだろうが!」
「!お?寿三郎(さぶ)か…元気やなぁ…」
「?《コイツ(種ケ島)急に起きやがったな?
たくぅ〜…面倒くせぇな…全くよぉ〜》
?俺ら最後かよ?」