新王子様裏Room
□ゆったりホリデーイベ後日談その1
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Jr選抜代表合宿場1軍会議ーー
本日は全員参加のMT−−
突然の招集に俺は竜次と肩を並べながら
エレベータに壁に寄り掛かっていた
「お?空くぞーー種ケ島…」
「ちゃい☆あいつ等が入ってくるな〜…」
同時に自動扉越しに見える高い身長ーー
「ご一緒してもええですかぇ?」
耳に響く甘くて程高い声色ーー
「修二ーー脇を開けてくれるか?」
「ええよ?相変わらず月光(ツッキー)は
縦幅とるなぁ〜」
「すまない。
今に始まった事じゃないだろう?
慣れて貰うしかない…」
「おいおい今更何言ってんだし…
越知(お前)も一々反応してんじゃねぇよ!」
「………。」
「仲良うして下さっせ…2人共…
そら…そろそろ見えてきまっせ?」
仲裁に入って俺達の肩を押す寿三郎(さぶ)ーー
厳重な扉がゆっくりと開くーー
「遅いぞお前ら…ととっと座れ…」
「招集時間がいつもより少し遅かったから
仕方ないですなぁ…」
「−まぁいいんじゃねぇの?
俺らだって突然の招集にさっきまで
戸惑っていただろ?」
「ふん…っ…黙れ…」
「………。早よしてくれんかなぁ…
風呂に入るタイミング
外れてもうたんよ?」
「不機嫌の理由はそれなのか?修二ーー」
「まぁ一部やけどなぁ…」
「−種ケ島(コイツ)は良いよ。
気まぐれはいつもだろうが…
それより珍しいんじゃねぇんか?
越知ーーお前まで機嫌悪いのはよ?
何かあったんか?」
「あ…はは…数分前まで寝オチしとって
遠野さんに無理やり電話で
叩き起こされたらしいっすゎ…」
「!毛利ーー余計な事は言うなと
言ってるだろう?」
「?!そりゃあ付いてなかったとしか
言い様ねぇだろう?
タイミング悪かったって
割り切る位しか思い当たらねぇし…」
そんな会話の中耳に響く女性的ながら
低い声色ーー
「皆さん…お待たせしました。
遅い時間にも関わらず
招集して頂き有難う御座いますーー
時間的に遅いので端的にだけ
説明させて頂きますね?
実はーー3日前ほどですが
新しいスポンサーと契約致しまして
前回行きそびれた温泉に皆さんと
行ける事になりましたので
ご説明させて頂きます…」
「?温泉ーーでっか?」
「この前のアレの話しとゆう事で
良いのだな?」
「えぇそうです…今回は
トレーニング等の日々で
疲労している身体を一度リセットし、
今後のトレーニング等に精進して頂く
意図でこの企画を提案致しました。」