旧王子様裏Room

□ClassMetoだからこそ。。。
1ページ/6ページ

打ち合っていたら振り出した雪ー
練習を終えた俺達は明日に期待をしながら
翌日を待った


「積もったな。」


「あぁそうじゃの?練習終えたら‟雪遊び"を
するって言うのはどうじゃ?」


「いいねぇ〜それ。雪遊び何て久々だろい?
練習後の遊びタイム楽しみじゃん?」


「練習に精がでるのぅ?丸井ーー」


「おぅ!楽しみだ*仁王またあとでな?」


ーコイツは丸井ブン太。同じクラスで
同じ部活。どちらかと言えば
気は合う方じゃけ
俺自身が意識せんでも気づいたら一緒に居る
ゆうんがコイツとの縁ーー
今まさに2人で‟かまくら”絶賛作成中ーー
半分くらい出来上がった所で一緒に
作業していたジャッカルと柳生が
温かいものを
取りにいった瞬間(トキ)の事ーー


「……のぅ丸井…?」


「あ?何だよぃ?」


「口寂しいじゃけ…いつもんしてえぇか?」


「?お…おぅアレか?長いのは辞めろよぃ?
ジャッカルと比呂士帰ってくるぜ?」


「恥ずかしいんか?」


「いんや恥ずかしくねぇけど…
あぁ…でもよ?お前ーー何で俺とすんの?」


「ふ。仲良しじゃけぇ…友情の証みたいな
ヤツじゃろう?」


「そうなのか?でもよ〜〜…っ!」


固定しながらその頬に触れて
優しく唇を啄むーー


「…?!っ…ぅん///待てよぃ…
イイってゆう前にすんなよ!」


「えぇじゃろう?んぅっちゅ♡じゃ…
いつも拒否らん癖に今日はどうしたんじゃ?」


「−−変だって言われた。
友達はキスしねぇってーー
それは可笑しいって話してたから…っ‼」


「−それは客観的な意見じゃのぅ?
俺らは俺らの規制(ルール)があるじゃろ?
周りなんて気にしなさんな。」


「?!−何か…仁王が言うと
妙に説得力あるんだよなぁ…
お前がそーするってんなら
それで良いけどーー。」


鎖骨に顔を寄せて額をスリスリする
摩擦の感触ーー
思わずその頬を柔らかく摘まむーー


「ふふ。俺ゎそれでええと思うじゃけ
難(むつか)しく考えずに
そのままで行きたいぜよ?」


「良いぜぇ…だって俺ーー
お前好きだし…それ以上ゎない。」


真っ向から微笑んでーー
そんなにも可愛ええ表情(かお)で
純粋無垢にって事がどれだけ
俺に“違和感”と“重圧(プレッシャー)”を
与えてるか何て考えておらんのじゃろぅて--
じゃがその無意識ゎ何時しか
諸刃の剣なる……
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ