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□あなたが
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『』あなた

夢莉side

今日は天気がいいなぁ…。
こんな日に大好きな彼女と散歩でもできたら
幸せだなぁなんて思う。

今ももちろんそれなりに幸せな生活があって
不満があるわけでもなくただの理想だ。

『ゆーりっ』

ほら来た。
私の幸せのもと。

隣に座ってきた愛羅は私の彼女。
同期の中でもグループの中でも
私の神推しであり愛しの恋人。

『ねぇ、夢莉?』
夢「なーに?」
『なんでもなーい♪』

携帯ゲームばかりしている私がこうして
ただボーッと外を眺めるのは珍しい。
隣では愛羅が
『夢莉がゲームしてない…珍しい…』
なんて言ってる。

夢「今日帰りさ、食べて帰らない?」
『なんで?いいけど。』

私達は一緒のお家に住んでいる。
愛羅も私も大阪に出てきているからだ。
それだけではなく恋人、というのが一番の
理由なんだけど。

夢「んー、なんとなく献立が思いつかない(笑)」
『そっか(笑)何食べたい?』

こんな時も愛羅は私を優先しようとしてくれる。
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