紅眼の兎

□壱 † 自分以外の兎との出逢いに戸惑う手負いの兎
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子供は親を選べない。


なんて事は無い、それは自然の摂理である。


でも、その所為で迷惑を被っている存在が
確かに居る事を忘れないで頂きたい。


例えばこの私。


父親がとある分野で有名な所為で、
自分の生き方すら他者に左右された……


本当にいい迷惑だ。



もういっその事、
死んだ方が自由になれる気すらしてくる……






手負いの兎






 
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