リクエスト小説

□めんどい系彼氏の料理スキルはレベルMax
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いや、いくら御嬢様校といえども
自分たちで創作料理作って
それがお昼ご飯ですとか、どんな鬼畜?



・・・・何作るかは食材見ながら考えるか。















『食材、見に来ました〜。』


深川「どうぞ〜。
瑠璃ちゃん、珍しくやる気じゃない。」


『ペアが料理できない系女子2TOPなので〜
 ・・・・・絶対余るでしょ、この量』


深川「家政部でも使うから問題なしだよ。」


『あ〜、なるほどです。』










しっかし、なんでもあるな〜
家政部の使ってる冷蔵庫。



この発泡スチロールのって・・・生魚?










『まいまい先生〜、発泡スチロールのって
 使っちゃってもいいやつですか?』


深川「うん、いいよ〜。
あ、でも一匹丸々だから
捌かなきゃだめだよ?」


『りょうかいで〜す、、、はぁ!?』


深川「ね、ビックリでしょ?」


『いや、カツオとキングサーモンが
 一匹づつあるのは誰でも驚くでしょ…
 じゃぁ、この2尾もらってきます。
 あと、サラダ油とパン粉、卵、小麦粉
 持ってきてもらえますか?』


深川「しょうがないわね〜。。」










まいまい先生の手も借りて
調理スペースに戻ると
明らかに戸惑いながらこっち見てくるから
無視して指示を出しながら
調理していく事に。










まず、カツオとキングサーモンを
三枚におろし、刺身の柵を作っていく。



隣の白石・松村・橋本班がうるさいから
切り落としたカツオとサーモンの頭を
飛鳥に持たせて献上した。



2尾とも4柵獲れたので
カツオは
タタキ、カツ(レア)、刺身、角煮に。
サーモンは
カツ(レア)、刺身、炙り、カルパッチョに。









明らかに作りすぎだが
職員達に食べさせて内申を稼ごうと
心の中で思っていた。










飛鳥「・・・・・やば。」


『カツオとサーモンの刺身完成。』


「お店でしか見たことないよ…」


『カルパッチョもできたよ。』


飛鳥「・・・・作りすぎじゃない?」


『あ、チャイムなったら
 職員室に差し入れしてくるから。』


「私も着いてく!」


『了解、さ、カツ切るよ〜。』





フライパンで揚げ焼されたカツを切ると
外はサクっと音が鳴り、
中は綺麗な紅とオレンジが輝いていた。





その断面を見て
飛鳥も絵梨花もうわぁ〜。って
声上げてたのが面白かったよね。



まいまい先生の分を取り分けてから
職員用のを完成させると
丁度チャイムが鳴り、絵梨花と2人で
職員室へ突撃。















『失礼しま〜す。』


「失礼します。」


設楽「お〜、どうした?」


『あ、設楽センセ。
 調理実習だったんですけど
 作りすぎたのでお裾分けです。』


設楽「、まじか!
ちょっと待ってろ、、日村さ〜ん!!」


日村「設楽さん、なに?」


設楽「調理実習で作ったんだって、コレ。」


日村「、、、、えぇっ!?
え、食っちゃっていいの?」


『どうぞ〜。
 作ったうちが言ってるんですから。
 あ、でも内申は上げてくださいね?』


設楽「うんめぇ!
この角煮、やっばいね、米!!って
やっぱそれが目的か!」


日村「カツ、さいっこ〜!
あ〜も〜、、また太るぅ〜…」


『喜んでもらえたみたいでよかったです。』


「おなかすいた…」


『うちらも食べたいので、失礼しま〜す。』













日村さん、めっちゃ食べてたな(笑)



さ、戻ってうちも楽しみますかね。



























飛鳥「おつかれ。」


「いただきま〜す!!
 ・・・・・おいしい!!!」


『そりゃ良かったです。』


飛鳥「・・・最高。」


『松村はだめだからね〜?』


松村「なんでや!?」



































生駒「・・・あぁ〜、至福…」


新内「タタキとか久々〜。」


岡田「ビール…」


設楽「分かる!」


日村「・・・・・・・(夢中)」





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