短編

□スリル
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『ちゃんと、声、我慢ですよ?』






そう言って服を捲る。

肌着ごと上げると露わになる胸元。

下着に寄せられて
写真集では芸術のようだった
柔らかな肉感の谷間がくっきり。

顔を覗くと
期待するような表情を浮かべ
その官能的な雰囲気がたまらない。







下着をずらして現れた綺麗な突起を指で弾く。

ピクッと体が震えて悶える姿に煽られて
何度も何度も弄ぶと固さは増し、
その刺激を逃すように身を捩らせる。



茜さん、ココ大好きだから
き〜っと啼きたいだろうなぁ。
必死に我慢してるのもかわいいけど。







時間も限られてるから
片方の突起に吸いつきつつ、
もう片方は捏ねくりまわす。



注意が上に行っている間に
スカートの中に手を忍ばせる。







「んぁっ、、」







軽く噛むと快感が走ったようで
小さく声が漏れたけど、
気にせずに下着を取り払う。







『万が一、開けられちゃって
 見つかったらヤバいんで、
 カバー、かぶっといてください…』







耳元で囁きながら、
熱くなってる下半身を撫でると
ビクッと反応を示した。

まんなかにあるちょっと固い蕾を
すりすり指で軽く刺激する。

一気にやると
堪らず声が出ちゃうから、
ちょっとずつ、徐々に強くしていく。







「…んっ、うぅっ、、、ぁっ、」


『こ〜ら、我慢でしょ〜?』







咎めておくけど、
ホントは啼きじゃくるくらいの快感を
思いっきり与えて、声を響かせたい。


大声上げちゃって
バレそうになった時の羞恥心と
虐められているという被虐認識から
イイ反応するんだろうなぁ…







な〜んて思いながら、キスをしつつ
茜さんのナカへ指を挿入る。


その瞬間、キスで塞いでいた口腔内に
くぐもった声がのみ込まれた。


掻き回すようにナカを苛めると、
その快感に必死で耐えているけど
息はすでにもう荒い。







「ふぁっ、んんんっ、、はぁ、はぁ、、」







スリリングな場所ということもあって
いつもより強めに刺激を伝えるように
指の抜き差しを早くし、
もう一方の手で
外側の敏感な部分をぐりぐり押すと、
凄まじい快感が襲ったらしく、
ついに啼いちゃった。







「んんっ、あっ、あぁぁぁっっ‼‼」







茜さんが真っ赤な顔しながら
慌てて口を抑えると、うちはニヤッとした。


あの高貴で崇高な茜さんが
ここまで慌てふためいているのを見て
もっと虐めたくなった。







『(・・・あれぇ〜?
  我慢するんじゃなかったんですか?)』


「(はぁ、はぁ、、だって、、、)」


『(ねぇ、、もっとほしいですか?)』


「(、、、、うん。)」







あえて小声で問いかける。

コクコク頷きながら
ナカをきゅんきゅん締めてくるから
とってもかわいい。







抱き寄せてから軽く一度、キスをして
今度は的確に茜さんの
大好きなトコばかりを責めまくる。







「…んんっ、ふぁ、、あぁぁ、いっ、、」







楽にイけるように
奥へ奥へと届くようナカを掻き、
次第に速くすると、
全身を強張らせてすぐ
茜さんはカラダをビクビクと震わせて達した。







「……んんんんっっ‼‼‼、、ぁ、ぅ、、」







乱れた息を吐きながら
涙目になった眼が上目遣いでうちを見た。





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