短編

□一口のお酒
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乃木坂46・1期生最年少。

顔がものすごく小さい。

アイドルなのにすごいネガティブ。

可愛い顔してすごいドS。





これがうちの恋人、齋藤飛鳥のイメージ。





そんな飛鳥も20歳になって
大人の仲間入り。



あ〜、飛鳥もお酒デビューか。



なーんて思いながら黄昏てたら
呑み友達の美彩センパイから
飛鳥の事、酔わせて食べちゃダメよ?って
釘刺されたけどそんなことしないし。





飛鳥とはプレゼント企画の時に
思い切って告白したらまさかのOK。


うちが乃木坂に入ったキッカケは
最年少として頑張ってた飛鳥を
守りたい、支えたいって思ったから。


2期生としてデビューして
アンダーで活動してる間は
ずっと飛鳥のそばにいた。


そして2人して選抜入りしてからは
奈々未さんと仲良いのは知ってたから
奈々未さんに任せてた。


まぁ、プレゼント企画で
メンタル崩壊しかけてた飛鳥が
可哀想すぎて勢い余ってね?


それから奈々未さんが卒業発表して
飛鳥がボロ泣きしてたのを見て
飛鳥の中で奈々未さんは
それほど大きな存在だったんだなって。



嫉妬はしたけど
それは1期生としての絆の現れかなって。



そして、卒コンが始まる直前に
奈々未さんから
「飛鳥の事、頼んだから。
飛鳥を任せられるのは
未央奈でもきいちゃんでもない。
咲乃だと私は思ってるから。
これからはずっとそばにいてあげて。
2人がそばにいるの、好きだからさ。」
って言われて泣いてしまったのは
しょうがないこと。



たぶん、飛鳥が卒業するまで
うちは卒業しないんだろうな。





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