日陰の蒼空

□第1天
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うちが産まれてすぐ、母が亡くなり
男手1つで育てられた父子家庭。





父の負担を減らすために
頑張って勉強もして
高校には公立学績トップで卒業。





部活は全員参加だったから
軽音楽部に所属して
結構、楽しかったかな。





大学進学かで悩んでいたときに
軽音楽の仲間がハマっていた
欅坂?に後輩グループ?が出来ると
騒いでいたので
父の負担を減らしたかったから
相談せずに応募。





審査が進むにつれて
東京へ行かなくてはならなくなり
父に事の詳細を伝えた。





すると父は
家庭のことを考えてくれてありがとう。
サポートは出来るだけする。と
快く承諾してくれて
背中も押してもらえたからには
受からなくちゃと
身が一層、引き締まった。





審査の時、うちは誰とも話さなかった。





受かってから話しかけてもらったら
話そうかなぁ〜って。





ま、めんどくさいだけなんですけどね。
人と関わるのっていうか
皆と居る時間だけじゃなくて
1人で居たい時間も欲しいじゃないですか。





歌唱審査とかダンス審査とか
なんか色々とやったけど
あんまし覚えてないし、
まさかの四次審査がSHOWROOMだもんね。





現代的だな〜って思いながら
視聴者さんの反応を見て
質問応えてって感じで
4日まではやってたんです。





最後くらいは違うことしたいなって
思っちゃったからお偉いさんに
楽器弾きたいですって
4日の終わりに言ったらOK出たし
やるなら音楽スタジオ借りるって
なんか豪華になっちゃったし。





これが特例ってやつなのかな?





ま、分かんないけど
最後のSHOWROOMで度肝抜いてやんよ!





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