紫光のプレリュード

□Prologue
1ページ/5ページ







薄暗い部屋の中で
煌々と光る液晶画面を見ながら
なにやら編集作業をしている1人の女の子が。



壁には狐のお面やギターが飾られており、
女の子の部屋とはかけ離れていた。



そんな部屋でメガネをかけ、
編集作業に没頭している人物こそ
本作の主人公、紅峰薙である。



某有名動画投稿サイトで
(コメントがブワァ〜ってくるやつ)
圧倒的人気を誇っている【紅露狐】は
彼女が生み出したもう一つの人格。
(武藤敬司≠グレートムタみたいな)



演奏技術はどれも独学でありながらピカイチ。



また、演奏可能な楽器は数知れず
飽きては変え、飽きては変えを繰り返した
結果の現れなのだろう。



そんな彼女の見た目は大人っぽいが
中身はまだ高校生。



高校に進学するまでは
様々なことに遭い、不登校だった。



このことに関してはまたの機会に。



そんなこんなしていると編集作業が終わり、
もう一方の某有名動画投稿サイトに投稿。
(ブンブンハロー!が有名なやつです。)



その後、前作のコメントを見ていると
アイドルの頂点に立ちつつある
AKB48の公式ライバルを募集していると
コメント欄で話題となっていた。
(『飛翔入手、叩いてみた』を投稿)












『へぇ〜、公式アイドル、、、ね〜。
まぁ、アイドルには興味ないけど
うちの音楽がどこまで通用するのかは
大いに興味あるから受けてみようかな。』


『ま、競争社会なのは知ってるし、
目立たなくてもいいから
うちはうちのやり方でやってこ。
たとえ、運営を敵に回したとしても、ね?』


『歌うのは好きだし、演奏できる。
あ〜、ダンスはどうにかなるでしょ。』


『え〜、っと?
履歴書送るには〜?』












こうして、履歴書を記入していき、
基本、家に居る父に事を話した。













『・・・・・ってことなんだけど』


父「いいんじゃないか?
康のことはよく知ってる。
まぁ、大丈夫だとは思うが
私の姓で受けるのか?」


『そのつもり。
お母さんの方だと有名すぎるし。』


父「まぁ、そうだな。
やるからには頑張りなさい。」


『うん。』











履歴書を送り、
これからが本当の戦いであることを
まだ知らなかった。


























今野「結構、来るもんだな。。
、、、、紅峰薙?
この紅峰ってまさか!?」





.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ