リクエスト小説

□ホントに好き?
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私には彼氏がいる。



言っても恋愛禁止ですし、
非公式だし…メンバーなんだけど。



名前は瑠璃。



同じ1期生でクールなイケメンさん。



冷静沈着なんだけど
性格はそんなに優しくないし、
メンバーともあんまり絡まない。
社交的なオープンキャラでもないし…



根暗?、、、
ん〜・・・飛鳥みたいなツンの塊かな?



ま、要するに冷たくてデレがない!



彼女である私が話しかけても冷たいし。



クール、、、にしてはクール過ぎない!?



そんな瑠璃は
楽屋の端っこで音楽を聴きながら
読書タイム。



隣には読書友達の飛鳥。



音楽の音量が小さめにしてるから
メンバーの話してる内容、
一応、聞いてるみたいです。



あ、珍しく小説書きながら
かずみんが瑠璃に話しかけてる。







高山「ねぇ〜、もしもさ、
自分の彼女が浮気してたらどう思う?」


『・・・・・。』







かずみんの声、おっきいから
嫌でも耳に入ってくるんだよね。


でも、なんて答えるか気になる…。







『・・・・させとけばいいんじゃない?』


高山「うぇっ!?、、、放置⁉」







意外な答えにかずみんと同じく驚いた。



かずみん、手、止まっちゃった。







高山「え、、浮気だよ?
なんで?ってなんないの?」


『・・・・・うん。』


高山「……許容範囲内なの?」


『直感的に堕ちたり、
 こっちの方が運命の人…って
 思っちゃったってことでしょ?
 そしたら、うちに勝ち目はないから。』


高山「あぁ〜、、そういうことかぁ…」







かずみんはなんか納得してるけど
私は絶対に嫌だ。



好きだったら一途がいい。







「……瑠璃。」






ちょっとやだったから
不機嫌な感じで呼んじゃった…



だけど、瑠璃は気にしてなくて
いつものような反応をしてきた。







『・・・・ん?』


「……なんでもない。」


『・・・ふ〜ん。』







やっぱり冷たい。。



たまに好きなのかなって不安になる。



ななみんに相談しても・・・







橋本「素直になれないだけだから。」







毎回このセリフ。



素直になれてないって、、

ん〜、、もっとイチャイチャしたいのに・・・







橋本「まさか、、気付いてないの?」


「・・・へ?」


橋本「しーちゃんにだけだよ?
密着しても怒んないの。」







分かんないから曖昧に返事したら
ななみんは溜息つきながら教えてくれた。







橋本「いくちゃんがくっつこうとしたら
真顔で、やめて。ってガチトーンで言ってたし
飛鳥もちょっと離れて座ってるでしょ?」


「……ぁ。」


橋本「身体が触れ合う間柄は
しーちゃんだけがいいらしいよ。」







愛されてるね〜。って
いつものニヤッとしたしたり顔で
ソファに寝に行ったななみん。



、、、、知らなかった。




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