リクエスト小説

□ツン95%・デレ5%
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いつもは冷たいぐらいにツンツンしてる瑠璃





「瑠璃…?」


『うっさい、静かにして?』


「うっ・・・」





こうやってスマホ弄ってるか
本読んでるか…
・・・・さみしい。



家でも楽屋でも甘えてこないんだよね…



まぁ〜、いつものことだね。





「私、お風呂入るけど…」


『・・・ん。』





目線は小説に向けられたまま。



ん〜…
素直なのか、素直じゃないのか・・・



どっちかって言われれば
後者だとは思うんだけどなぁ〜、、はぁ。。










(〜 後日 〜)










「…ぇ、、瑠璃⁉」


『・・・・なに?』


「ぃ、いや、ナンデモナイデス。」







ある日、楽屋にも関わらず
瑠璃が抱きついて甘えてきた。



びっくりしながらも受け止めて
優しく頭を撫でる。



だって、待ち侘びた瞬間ですもの!!







『……すき。』


「私も好きだよ。」


『・・・もっと。』







膝の上に座って甘えてきたから
私の胸に顔を埋めてるとはいっても
強制的に上目遣いになるんですよ!



うるうるの瞳に心なしか熱い体温…





・・・・熱い?





「風邪引いた?」


『……引いてない』


「ほんと?」





優しく聴き直すと
ちっちゃく首を横に振った。





「やっぱりぃ…」


『ごめん…』


「なんで謝るの?」


『ウソ、ついたから・・・』





ショボーンみたいに俯いて
ボソッと言った。





「大丈夫だって。怒ってないよ?」


『ほんと?』


「うん。」







素直過ぎて可愛いが爆発してる!!







瑠璃がニコニコしてるから
周りのメンバーもびっくりして
めっちゃ見てる。




この至福の一時を堪能するため、
いつもより体温のちょっと高い瑠璃を
ず〜っと抱きしめてた。



風邪が移っても気にしないよ。



それくらい破壊力があるから!!



大体、初めてと言っても過言じゃないほど
甘えたな瑠璃の姿を見て
離れろっていう方が無理だって!



あぁ〜、幸せぇ。



・・・今度は体調万全な時に
甘えてきて欲しいなぁ。。


























「瑠璃が…きくちゃんに甘えてる!?」


「これは激レアじゃないですか!!」


「写真……♪」


「めいめいさん、ルンルン…(笑)」


「えへへぇ〜♪」


「瑠璃、ブチギレ案件じゃない、これ。」


「京子さん、私もそう思います・・・」





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