短編

□新年
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初期の頃から恋人として
支えたり支えてもらったりして
切磋琢磨しながら
乃木坂46というグループを
今の地位まで押し上げて
駆け上がってきた。



そんな恋人さんは
新たな夢を見つけ
その夢を叶えるために
別の坂を駆け上がり始めた。



な〜んて大層に語ってみましたが
ほぼ毎日、連絡取り合ってるし
結構、頻繁に会ったりしてるから
そこまで寂しくはないんだよね〜。



年越しはCDTV等の出演で
一緒にいられなかったけど
年明けの2〜3日は
完全オフなので
おうちでゆったりまったり
おせち食べたり
お雑煮食べたり
マラソン観たりして
彼女と過ごそうと思います。



よし、起きるか。。
























『ん〜、、おはよ。』


「おっ、おはよ。
紅白、かっこよかったよ〜。」


『ありがと。
里奈、あけましておめでとう。
今年もよろしくお願いします。』


「こちらこそっ!」


『ふぁぁ、、どうする?』


「おせちとか食べたい!」


『じゃあ、、作るか。
おせちはたしか冷蔵庫に・・・』


「あ!
あのお重っておせちだったの!?」


『え、、、』


「あいやっ、、
すんごいスペース取ってるから。」


『全部、仕込んでおいて
年始に楽したいから置いといたの。』


「さすが!
ほんと咲乃〜♪♪」


『だぁぁ、危ないから。
ほらっ、おもちチンして。』


「はぁい!」















火、使ってるから
あんま抱きついて欲しくないのに〜。
甘えてくるのは大好きだよ?



さ、里奈がおもちチンしてくれてる間に
お雑煮のつゆを作りますかね。



すましと白味噌、両方作るか。



里奈は膨らんでくおもち見て
おぉぉ〜!って
目、キラキラさせて夢中だし。



カワイイ少年だなぁ。



え〜、、
あっさりベースのすましは
鶏モモと小松菜。

こってりベースの白味噌は
金時人参と白かぶでいっか。








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