登場人物

□お役所ブロマンス
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二神 慶(にかみ・けい)
37歳 M/Ω(カラー着用)。
身長165センチ。
自称「ぼく」(仕事ではこの限りではない)。
童顔で20代の青年に見える。
東京都港区のバース課Ω担当官。
補佐官は八田史教(はった・ふみのり)、32歳 M/β。
某私大社会福祉学部バース福祉学科卒。
妻は結子(ゆいこ)、27歳 F/β。
穏やかで優しいが、精神的にはかなりタフ。
登録逃れの家宅捜索や検挙の現場に帯同された際、対象やその家族が修羅場ってもパニックを起こさないことから、都内では「荒事の二神」として有名なΩ担当官。
愛妻家で、歳下の嫁を可愛がるのが最大の癒し。



三崎大輔(みさき・だいすけ)
35歳 M/α。
身長183センチ。
自称「俺」(仕事ではこの限りではない)。
30代前半に見えるイケメン。
東京都新宿区のバース課α担当官。
補佐官は十川国義(そがわ・くによし)、31歳 M/β。
二神の学科の後輩。
妻は千枝(ちえ)、27歳 F/β(Ω家系のβ)。
娘は千代(ちよ)、1歳 F/Ω(出生時診断で確定)。
αにしては気さくな性格だが仕事はできる。登録逃れの家宅捜索や検挙の現場に帯同された際、対象や家族に対し丁寧かつ紳士的な振る舞いで辛辣に現実を突きつけて説得することから「落としの三崎」と呼ばれるα担当官。
二神を「慶さん」と呼んで慕っているため、昔からよくバースカップルと間違われる。
嫁と娘を溺愛するアットホームパパ。
もちろんモテるが嫁以外の異性(Ω含む)に興味はない。



結子&千枝→高校時代の同級生で親友。個別だと至って常識人なのに、二人揃うとなぜか突拍子もないことを考える。可愛くて愛しいけど、ちょっと困った嫁コンビ。

結子→のほほん、ふんわり。
十歳上の夫を「慶くん」と呼ぶ、小柄でふわふわロングヘアの可愛らしい容姿。
受胎率の高さとは裏腹に「孕ませる」能力が低いΩ男性との結婚は、周囲からはあまり祝福されなかった。ひたすら可愛がってくれる夫との生活は慎ましくも幸福で、子供が持てないことを覚悟しての結婚に今も後悔はない。

千枝→ちゃきちゃき、姐御肌?
八歳上の夫を「パパ」「大輔」と呼ぶ、ひっつめ髪の美女。
Ωを多く輩出している家系の三姉妹の次女だが一人だけβ。姉と妹はΩで、「面倒がなくて羨ましい」と言われている。
姉と妹でなく、βの次女にαが結婚を申し込んできたことに家族は驚いたが、「まあ、αだし。生活には困らないだろうし」と、三崎の生殖能力の低さはあまり問われなかった。



一ノ瀬 匠(いちのせ・たくみ)
25歳 M/β。
身長175センチ。
自称「俺」(仕事ではこの限りではない)。
生真面目な武骨メガネ。
東京都渋谷区バース課職員。
二神、三崎の学科の後輩。
見た目通りの真面目な性格だがイマイチ情緒に欠けるΩ担当補佐官。



五代宏幸(ごだい・ひろゆき)
25歳 M/Ω(カラー着用)。
身長163センチ。
自称「おれ」(仕事ではこの限りではない)。
まだ学生に見える、可愛い系男子。
一ノ瀬の同僚、バディ。
某公立大社会学部社会福祉学科卒。
ビビリでヘタレだがやる気だけはあるがんばり屋Ω担当官。



六浦誠司(むつうら・せいじ)
41歳 M/β。
身長178センチ。
自称「俺」(仕事ではこの限りではない)。
渋いイケメンなおじさん独身貴族。
JVO広報官。
二神、三崎、百目鬼、一ノ瀬の学科の先輩。
何事もそつなくこなす器用な人。基本、男に厳しく女に甘いが、Ω男子には例外的に優しい。ある意味Ωの扱いを熟知しているめずらしいβ。



百目鬼 創(どうめき・はじめ)
35歳 M/Ω(番あり)。
身長162センチ。
自称「俺」(仕事ではこの限りではない)。
一見なよやかな青年に見えるも、忍耐強い漢。
東京都武蔵野市バース課のΩ担当官。
補佐官は九十九 伶(つくも・れい)、32歳 M/β。
三崎とは学科からの同期。




※バース福祉学科のある大学が少なく、担当官や補佐官には学科の先輩後輩が多くなりがち。


 

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