□ブックタイトル
JVO 日本バース機構

□執筆開始日
2018年01月26日

□カテゴリー
小説
 BL

□概要
BL、NL、Br取り混ぜた色々なカップル/コンビ?のお話。


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‡オメガバース‡


地球上にひしめく人間の男女それぞれがα、β、Ωという二次性別で分類されている世界観。現実世界のパラレルです。実在の名称・宗教・団体とは一切関係はありません。


*α(アルファ)*
・男女ともに精巣を持つ稀少な牡性。容姿端麗で頭脳明晰、身体能力の高い者が多い、いわゆる「優秀種」。
・遺伝子的な生殖の相性から、Ωとは互いに二次性フェロモンで惹かれ合う。
・性質的に「雄」であるため縄張り意識や所有意識が強く、他者を威圧する独特のフェロモンを発する。
・Ω以外とは安定的にαの子孫を残せない。
*β(ベータ)*
・一次性別のみの普通の男女で人口の大半を占める。
・基本的にはα因子、Ω因子が発現していないため、二次性フェロモンに左右されることはない。
*Ω(オメガ)*
・男女ともに卵巣と子宮を持つ超稀少な牝性。
・性質的に「雌」であるため女性はむろん男性であっても身体的には華奢で小柄なことが多く、他者の庇護欲に訴える容姿を持つ者が多い。精神的にも父性より母性が強く、いわゆる「女子力」が高い傾向がある。
・二次性別が成熟すると、およそ三ヶ月ごとに一週間ほどの発情期(ヒート)を迎える。このため男女ともに稀発月経。
・ヒート期間中は理性を保てないほど強烈に発情し日常生活に支障をきたすが、抑制剤の使用や番のαを得ることでヒートの症状は緩和する。番がいる場合ヒートの前駆として「巣作り」と呼ばれる行動をとることがある。
・すべての二次性別をほぼ安定的に産むことができる。
*ヒート*
・主に三ヶ月に一度のΩの排卵期である発情期と発情を指す。
・αとΩは互いの二次性フェロモンが相手の発情を誘発することから、Ωは最初のヒート(いわゆる初潮)を迎えたあと、αは精通を迎えたあとそれぞれ抑制剤の服用が義務づけられている(番がいる場合を除く)。
*番(つがい)*
・交合中にαがΩの項を噛むことで成立するパートナーシップ。Ωに対して絶対的な拘束力を持つ。
・番が成立すると、αΩともにその番の二次性フェロモンにしか発情しなくなる。
・αは生涯で複数のΩと番契約を結べるが、Ωは一人のみ。契約の解除はα側からしかできず、関係が解消された場合もΩ側には本能的に拘束が残るため、新たな番を得られなくなる。
・番契約の被解除後、Ωは強いストレスに晒されて心身の健康を損なうことが多い。
・事故や犯罪等で望まない番契約が成立してしまうことがあるため、Ωは物理的な護身の手段としてバース機構からカラー(襟の意味)という首の防具を交付される。
・ごく稀に「運命の番」と呼ばれる、強烈に惹かれ合う二次性フェロモンを持つαとΩがいる。
*国際バース機構*
各国で二次性別を管理している保健機関の総元締め。

※のほほんと甘々な優しい世界。制度や二次性別の詳細他、色々と捏造があります。

□読者へのメッセージ
お楽しみ頂ければ幸いです。


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