長編小説
□第6話 俺ハニワにされる!?
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俺は無言で棺桶の蓋を閉じた
こんのすけ「ギャァー蓋を閉めないでくださいっっ!!!わたくしの話を聞いてくださいぃぃぃ!!!!」
スバル「うるせぇっ!俺は面倒な事に巻き込まれるのはごめんだっ!!」
それに、ハニワだとか土器とかにされるかもしれねぇ!
そんなのぜってぇ嫌だからな
こんのすけ「そぉ言わずにぃぃぃ
こうしてる時も時間遡行軍が来てるかもしれないのです!!」
そういってそいつは棺桶の蓋を
パンパン叩く
スバル「知るかっ!」
こんのすけ「うぉぉお願いでございます主さまぁぁぁ」
外で「お情けをぉぉぉ」とか言って
しまには泣いてきた………
なんか俺が悪者じゃねぇかよ……チッ
ガコッ
こんのすけ「!!!主さまっ!」
スバル「…べ、べつに泣いてたから開けたわけじゃねぇからな!勘違いするんなよっ!」
こんのすけ「主さまはお優しいんですね」
こんのすけの周りには花が飛んでるように見える(見えた)
スバル「はぁ!?ん、んなわけねぇだろ!///」
何言ってやがるこのぬいぐるみっ!
俺はちょっと恥ずかしくなってそいつからそっぽを向いた
だがふと気づいた
スバル「ってか………今のぬいぐるみって喋んのかよ!?」
呪いのぬいぐるみか!?
カナトのクマでも喋んねぇのに!
こんのすけ「失礼なっ!!ぬいぐるみなどではございませんっ!!!
立派な管狐でございます!!!」
こんのすけは、ぬいぐるみと間違えられて
小さい足で床をタンタンっ!と踏む
スバル「!!!わ、わりぃ!…」
てっきりぬいぐるみかと思ったら
くだぎつね?っていうやつらしい………
スバル「そのく、くだぎつね?って何んなんだ??」
こんのすけ「まぁそれは置いといて、主さまにここ本丸の御説明を致します!」
無視かよ…おい