長編小説
□第2話 全力拒否
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レイジ「とにかく、父上からの手紙です、心して聞くように!」
その手紙の内容は
レイジ「ぱっパパ?…コホン、気を取り直して『パパの所にメインブラ⚫クみたいな人達が来ちゃった☆
息子達の1人に…は…《ハニワ》←?
になれる資格があるから、その人達と一緒に《刀剣》の世界にレッツラゴー』
というなんとも巫山戯た内容
カナト「トウケン?ハニワ?何ですかそれ?」
アヤト「いや、その前にメインブラ⚫クって何だ?」
疑問に思ったカナトとアヤトはレイジに向かって口をひらく
レイジ「ハニワとは人間の縄文時代に作られた土器のことを指します………メインブラ⚫クは私もよくわかりませんなんなんでしょう…儀式にでも使うつもりなのでしょうか…まさか私たちの誰かが生贄にっ!?」
シュウ「…は?ハニワ?そんなもんに資格もくそもないだろ
ヴァンパイアを土器にするなんて儀式聞いたこともないぞ」
とここで寝ていたシュウが思わず起きてツッコミを入れてきた
シュウ「……はぁ〜めんどくさ…」
レイジ「私だって聞いたことありませんよ!
…父上は何をお考えになっているのやらっ!
それからトウケンというのは漢字で刀と剣と書いてあるのでおそらく日本刀のような刃物を指した言葉だと思います」
アヤト「あぁ?日本刀?なにかの拷問か?」
とアヤトは隣のライトを見る
ライト「なにかのプレイなのかな??
でも生贄なら土器にされるんじゃなくて生きた女の子に囲まれてあ〜んなことやこ〜んなことができる黒魔術的なこととか可愛い女の子が生贄にされるなら大歓迎だなぁ〜♪んふっ♪」
そんなライトを横目で見るアヤトは
こんな奴と兄弟なんてなんか嫌だとも言いたげな目線をおくる
レイジ「ライト…如何わしい発言は謹んでください!まったく…ここでその適任者ですが………」
この適正者はハニワにされあまつさえ、拷問されるかもしれなので皆内心嫌な汗をかいている
レイジ「それは……………スバル、あなたですよ」
そうレイジに言われ、自分には関係ないと腹をくくっているが内心ドキドキしていたスバルは目を見開き声を上げる
スバル「はぁぁ!?何で俺なんだよ!」
レイジ「知りませんよ。
適正がでたのですし
日本刀は金属ですがまぁ多少刀に刺されても死にはしないでしょう」
ライト「うわぁ、頑張ってス・バ・ル君♪んふっ♪」
カナト「そうですね、ハニワにされて壊されればいいんですフフフっね、テディ?」
それとも僕が蝋人形にしてやろうか?なんて
物騒なことを呟きニヤニヤ笑うカナト
可愛い顔をしているか実に不気味である
アヤト「はっ、災難だなスバル」
とニヤニヤ笑いながら楽しそうにスバルを見るアヤト
そしてシュウはいつの間にかソファーで寝ている
スバル「うるせぇっ!その土器とかハニワとやらに俺はぜってぇならねぇからなっ!!!しかもライトっ何を頑張ればいいんだよっ!
カナトお前に蝋人形にされるくらいならお前こそ蝋人形にしてやろうかっ(某蝋⚫形の館風に)!!!!その手紙かせっ!」
スバルは納得できず、ここまでノンブレスで喚くとレイジから手紙を奪い自分の目で確かめた
そこには間違いなく、間違いなく、自分の名前が書かれていた
スバルは拳をプルプルさせて
スバル「俺は絶対いかねぇしならねぇからなっ!!こんな巫山戯た手紙っこうしてやるっ!!」
とスバルはそれを全身で拒否反応をしめし手紙をビリビリに破いて
そのままリビングを出ていった
するとどこからかコウモリがまた1通手紙を持ってきた
その手紙はまたしても兄弟の父親からで
素早く目を通したレイジは
レイジ「なっ!!!!?待ちなさい!スバルっっ!」
その驚きように自室戻ろうとしていたアヤト達は立ち止まり
ライト「どうしたのぉ〜レイジ?」
レイジ「どうしたも、こうしたもありません!すぐにスバルを捕まえるんです!」
レイジの慌て様に何が書いてあるのか気になり自分達も手紙を読むと
さっきの巫山戯た手紙でないマジ、マジな文字で
『PS.スバルが行かなかったら、連帯責任で全員ハニワにして地球外に飛ばす。期限は今日まで。以上。』
と書いてあった
「はぁぁ!?」とアヤトが叫ぶ
すると寝ていたシュウがアヤト達に向かって「うるさい…」と言い気怠気にしかし、音楽と睡眠を邪魔されて不機嫌な表情でアヤト達を睨む
レイジ「穀潰し!寝ている暇などありません!すぐにスバルを説得して、生贄とやらになってもらわねば、私達がハニワにされて全員地球外に飛ばされるのですよ!」
シュウ「は?」
そのレイジの横で3人は
「めんどくせぇっっ!」とアヤトは叫び
カナトは「絶対嫌です……テディ…助けて、」と泣きながらテディに無理なお願いをしながら震えていた
ライトは「えぇ〜なに〜この理不尽っ!!僕ハニワなんてぜーったいやだからねっ!レイジ、スバル君を早く説得してよ!!」と言い
レイジは「何故いつも私なんです!!」と言い合いをしていた
そんな兄弟達を横目にシュウは溜息をつき一言
シュウ「めんどくせぇことになった……」
と零していた