今日のSS

□託し託され(海音寺と野々村と東谷)
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 たった一冊の大学ノート。前の代のキャプテンが始めたものだ。部での出来事が記録されたそれの存在を知る者は部内でも少なく、代替わりのときにひっそりと次のキャプテンへと引き渡される。
 自分も、この日が来た。
 野々村は少し息を吸い込むと東谷、と名前を呼んでノートを託す。たった数百グラムしかないのにずしりとのし掛かる重さを知ることになる唯一の後輩は、野々村と目を合わせるとしっかりと頷いた。


リクエストから書いたものです。なんか……ごめんなさい!字数は完全オーバーだし期待に添えてない感がやばいです(´・ω・`)
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