今日のSS
□ゆうやけの向こう(青瑞)
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窓の外は茜色だった。
俊二先生、と。
呼ばれて振り向いた瞬間に縮まる距離。わけの分からぬまま間近に迫った顔を見開いた瞳で見つめ、押しつけられる柔らかい感触と共に吐息を受け取る。一呼吸置いて離れた青波ははにかむような笑みを浮かべた。
先生のくちびるって、柔らかいんじゃな。
人の居ない放課後の教室でちゅうしてるイメージが似合う青瑞。黄昏感?
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