奇妙な夢は世界を超える

□遊びに行こう2
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サッチ「レイ、プリクラ撮ろうぜ!」

さっきまで落ち込んでたはずなのにいつの間にか立ち直ってるサッチ。早ェ…。

『おうおう、勝手に選んでおk?』

サッチ「おkおk〜」

パッチリ目、まつ毛長め、色白……。
ポーズはピースだったりハート作ったりぶりっ子ポーズだったり。
それを更に盛った結果

…………カオスになりました。

『誰コレw』

サッチ「ブフゥッ!目が、目がキュるんってwwwww」

『このサッチ顔白www白粉塗ったみたいになってるよwwww』

サッチ「そして背景真っピンクの…」

『…ハートのオンパレード』

「『違和感しかないwwwwwwww』」

で、この違和感が仕事しまくってるプリ。
2人用で撮ったから、印刷も2人分で出てくる。
片方は私の。
もう片方はサッチのですが、ここで1つ疑問がある方もいらっしゃるのではなかろうか。


"サッチって、プリ向こうの世界に持ってけるの?"


無理だ…と少し前まで思っていたが、出来てしまった。
この前来た時、サッチが私のスマホをポケットに入れて向こうの世界へ持って言ってしまったのだ。

正直困った。軽くスマホ依存症だったので困った。
毎日ログインしてたゲームがガガガがが。
終わった…ログインボーナス初めからやり直し、と思ってたらサッチが向こうでログインしてくれていた。
その旨を伝えるメールがパソコン用のメアドに来てたのでびっくり。

あ、向こうでもスマホ使えるのね、て言うかWi-Fiか何か飛んでるの⁉
んで次来た時にスマホ返して貰った、と言う事でポケットサイズなら何でも運べるっぽい。

そういえばさ、スマホ返して貰って写真見たら…アルバムのところにモビーが写ってた。
船内も、ついでに言えばサッチの部屋も。


…コレ、サッチにスマホ持たせたら向こうとやり取り出来んじゃね?
まぁ、高校生にそんな財力ありませんが。
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