奇妙な夢は世界を超える

□残念なオニーサン
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『へぇ、するとあなたはまだタヒんでないんですね』

サッチ「って事は近い将来俺タヒぬかも知れねえのか…」

あー、やっぱり自分がタヒぬとか聞くの嫌だよね。言わないほうがよかったかな。

サッチ「いや、別に言って悪かったとか言うなよ」

『え?』

声に出した記憶はないんだけど…エスパー⁈

サッチ「顔に出てんだよ。別に俺っちはそんなこと気にしねぇから安心しろ。
本当にタヒぬ運命だとしても、そんな運命簡単には受け入れねぇ。俺結構諦め悪いんだぜ?」

そう言ってニヤッと笑うサッチ。
何かアニメで見た時より結構若い様な気がする…てか、

『あんまりしつこいと女の子にモテないですよ?』

サッチ「!さ、サッチさんはちゃんと女の子にモテるもんねーー!」

『ちゃんとモテるって何ですか…モテるって言ったら多分私の姉の方がモテると思います』

サッチ「え、お姉さんそんな美人なの?今家にいる?」

うきうき。
今のサッチの表情を表すならこの言葉が最適だろう。
お前は人の姉に何を期待してるんだ。

『いや、今私一人暮らしっす。姉さんも』

サッチ「ちぇっ、残念。モテモテのお姉さん見て見たかったなぁ」

『モテるって言っても主に女からですけど。王子様って言われるくらいですし』

サッチが少し勘違いしてそうなので補足して写真を見せると、案の定orzった。
ん?何々__俺の好みじゃねぇ…これじゃあタツ物も__



…聞かなかった事にしようか。
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