奇妙な夢は世界を超える
□残念なオニーサン
1ページ/4ページ
『へぇ、するとあなたはまだタヒんでないんですね』
サッチ「って事は近い将来俺タヒぬかも知れねえのか…」
あー、やっぱり自分がタヒぬとか聞くの嫌だよね。言わないほうがよかったかな。
サッチ「いや、別に言って悪かったとか言うなよ」
『え?』
声に出した記憶はないんだけど…エスパー⁈
サッチ「顔に出てんだよ。別に俺っちはそんなこと気にしねぇから安心しろ。
本当にタヒぬ運命だとしても、そんな運命簡単には受け入れねぇ。俺結構諦め悪いんだぜ?」
そう言ってニヤッと笑うサッチ。
何かアニメで見た時より結構若い様な気がする…てか、
『あんまりしつこいと女の子にモテないですよ?』
サッチ「!さ、サッチさんはちゃんと女の子にモテるもんねーー!」
『ちゃんとモテるって何ですか…モテるって言ったら多分私の姉の方がモテると思います』
サッチ「え、お姉さんそんな美人なの?今家にいる?」
うきうき。
今のサッチの表情を表すならこの言葉が最適だろう。
お前は人の姉に何を期待してるんだ。
『いや、今私一人暮らしっす。姉さんも』
サッチ「ちぇっ、残念。モテモテのお姉さん見て見たかったなぁ」
『モテるって言っても主に女からですけど。王子様って言われるくらいですし』
サッチが少し勘違いしてそうなので補足して写真を見せると、案の定orzった。
ん?何々__俺の好みじゃねぇ…これじゃあタツ物も__
…聞かなかった事にしようか。