クラバウターマンの奇妙な夢
□ヒョウ柄タイツと島
1ページ/2ページ
『ん?ここは……またあの船!もしかして昨日の続き…?』
エ「続き?何のことかよくわからんが、昨日の夜ぶりだな、ウタ。
俺はてっきりクラバウターマンってのは滅多に出てこネェもんだと思ってたぜ」
『あれ、今昼だよね。じゃあ私が前回現れたのは半日ぐらい前ってことなの?』
エ「何言ってんだ、そうに決まってンだろ。それより、今から島着くぞ。
お前の服買いに行くか」
『服?もうこれで良いと思うよ。別に違和感ないでしょ?』
私の今の格好
上・元から着ていたTシャツ
下・元から着ていた短パン
靴・元から履いていた靴
上着・ダボついたパーカー(エドの)new!!
靴下(?)・ヒョウ柄タイツ(エドの)new!!
エ「確かに似合ってるぜ、ヒョウ柄タイツ」
『それは褒められているの?』
エ「決まってんだろ?…するとお前は服は買わなくて良いのか?」
そうか、エドの中ではヒョウ柄タイツが似合うと言うのは褒め言葉なのね。
正直何とも言えない。
『うん!あ、でもタイツだけはやっぱ変えようかな…
あと、私もこの世界を見てみたい!だから一緒に島に降りたいんだけど…ダメかな?』
エ「グラララララ!タイツを変えるのは反対だが降りるのは良いに決まってんだろ、ウタ!じゃあ早速行くぞ」
あ、そこは反対するんだ。
ーーーー
ワンピースの世界で初めて地面に足つけた。
その初めての島は結構大きかった。
コレは服の件の後でわかったのだが、前回と違い、自分の意思で相手にも触れられるようになったようだ。島で怪しまれないし良いのだけど…都合良すぎないかな?
まるで神のような何かが見張って都合の良いように変えているような…考えすぎか。
島では私が実体化できることを知ったエドが私に一応だけど保険で、って事で武器を買ってくれた。
まあ実体化中に不意打ちされたらダメージ入っちゃうみたいだしね。
そして武器や食料、必需品を買って半日も経たないうちに私達は出航した。
凄く広いとは言えない船だけど、そこそこの広さがあるので船でエドが戦い方を教えてくれるらしい。
よし、頑張るぞーー!!