クラバウターマンの奇妙な夢
□異世界人と脱げない帽子
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多分違う世界から来たー、とか実は私女なんです、とか。
言っていいかわからないこともあったけど、全部言っちゃいましたww
エ「異世界でこの世界は物語、か。グラララララ!これは傑作だな!」
『自分が物語の人物だって知って、ちょっとシリアスになるかと思った…』
エ「なって欲しかったのか?」
『いや、あんまり暗いの好きじゃないから良いんだけど…変わってるなって思って』
エ「そうか?…なぁウタ、そう言えばお前何歳なんだ?」
『ん?17歳だけど。エドワードさんは?』
エ「23歳だ。お前俺とあんまり年齢変わんねェんだな…エドでいい」
『エドワードs(エ「エド」
………エドさn(エ「…おい」
はぁ、わかったよ、エド』
エ「グラララ…それでいい。
ウタ、お前その服装どうにかならねェのか?色気のかけらもねェ」
『アンタは17の小娘に何を求めてんだっ!…別に服が他にあれば着替えられるけど』
エ「よし、じゃあとりあえずこれ着ておけ」
『男物の服と…ヒョウ柄タイツ?』
エ「この船は俺しかいないからな。必然的に男物しかない。
少しぐらい我慢しろ、次の島で買ってやる」
『ヒョウ柄タイツは?』
エ「俺の趣味だ」
『え!まさか女装…いやそれなら女物の服もあるはず……』
エ「俺が履くんじゃねぇ、女が履くんだよ!」
『まあ別にいいんだけど…あ、服は脱げるのになんか帽子外れない』
エ「良いのか。それにしても…(ボソッ)……」
『?何か言った?」
エ「いや、なんでもねェ」
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"「…顔が見えないとは、残念だ……」"