BOOK(ヒロアカ)
□Vol.4 いざ、尋常に勝負!
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屋内での対人戦闘訓練。私の個性は間違った使い方では相性最悪。屋外とかでも、商店街とかだったら被害は拡大……出久君も言ってたけど、個性の調整どうにかしないと…
「君らにはこれから「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」
「基礎訓練もなしに?」
「その基礎を知るための実践さ!ただし、今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」
グッと拳を握ったオールマイト。すると、百ちゃんが質問をした。それに続いて次々と疑問が投げかけられる
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか………?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」
「このマントヤバくない?」
『一人だけ余ります、せんせー』
「んんん〜〜聖徳太子ィィ!!」
うはは、混ざりたかったんだよねえ!
オールマイトはカンペを見ながら説明してくれた。1チームだけ3人になるが、それもまたハンデとしてどう戦うかというのになるらしい
「さっ、引いてくれ」
ごそごそとくじ箱の中の紙をとり、引っ張り出す
こういうのって、仲良くなりたいキャラと敵か仲間になるっていう私的な嬉しい考えなのだけど………あー…敵は嫌かも
『Iだ!』
「おー?!ノエルちゃんと同じチーム!私たちのチームは3人になったね!」
『透ちゃん!』
「よろしくな」
『尾白君!』
嬉しいよ!!!2人と同じチームなんて!!!でもな!!!相手に!!!!私が苦手とする!!!轟焦凍氏が!!!!居るんだ!!!!
そうか、天国と地獄を一度に味わえってんだな?要らねぇ第二の人生の難!!!!!
「私たち、何か縁あるね!」
『…!!!あるある!』
なんだこの可愛い透ちゃんは!もういい、透ちゃん万歳。ありがとう
「仲良いんだな」
「『でしょ!』」
「お、おう…」
『尾白君、尻尾触らせて!』
「後でな。ほら、皆も移動してるから行こう」
「はーい!」