BOOK(ヒロアカ)

□Vol.4 いざ、尋常に勝負!
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午前中の授業が終わり、お昼はランチラッシュのご飯を食べた後、待ちに待ったヒーロー基礎科目!




「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!!」




おぉー、と拍手すると白い歯を光らせながらオールマイトはピースした




「うーん、引き続きいい評価かな!?」




『ねぇです。この間のはただ驚いただけです。減点です』




(((((何があったの!?オールマイトが落ち込んでる!!!)))))




「くぅぅぅ、気を取り直して!ヒーロー基礎学!ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う課目だ。単位数は最も多いぞ!」




初の基礎課目は「戦闘訓練」。戦闘服(コスチューム)を来て行うようで、どんな服になったかドキドキする




21と書かれたケースを持って、女子の皆と更衣室に向かった




服はシンプルに!と書いたから、ド派手にはならないはず




『わぁ……!』




七分丈の伸びる素材の黒ズボン。上も七分丈の白のVネックTシャツの上に長めの黒ベストは羽織る。めちゃくちゃ動きやすい




紺色の腰のポーチは応急キットが入っているらしく、包帯やらなんやら入っていた




んで、最後に。腕をぶっ壊すわけにも行かないので、警棒的なのも頼んだ。腰につけておくらしい。伸び縮みするのか…いいな




「何か私服みたいだね」




『響香ちゃんには言われたくない!』




「下見て、しーた」




『くっ……!』




そうか、靴にはそれが付いてたんだった!




『私は個性的に中距離戦とかだけど無理だから、近距離からやってくしかなさそうなの。とにかく、動きやすさ重視した!』




「私服には変わりないけどな」




『もーー!』




ベシベシと響香ちゃんを叩くと皆に笑われた。くそぅ




「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!自覚するのだ…!今日から自分はヒーローなんだと!!」




うわぁ、生で皆の戦闘服見ると迫力が全然違う……




「さぁ!!始めようか有精卵共!!」
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