ライツうさ
□甘い口どけに酔いしれて
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う「こっこれ夜天君の家?」
夜「そうだけど?」
う「たっ高そう(汗)」
夜「そう?普通でしょ」
う「んな訳ないっしょ!」
夜「まぁいいから入るよ」
う「うっうん」
夜天は入口のオートロックを解除しうさぎとエレベーターで自分達の部屋がある階まで登り部屋の鍵を開けた
夜「どうぞ」
う「…お邪魔しまぁす」
う(あっ…この香り)
夜「ねぇ後ろつっかえてんだけど」
う「あっあぁごめんね、夜天君達の香りがしたからつい」
夜「僕達の香り?」
う「そうそう!部屋に入った瞬間感じたの、今も夜天君達の匂いでいっぱいだよ♪なんの香水つけてるの?」
夜「僕達、香水なんてつけてないけど?」
う「えぇそうなの!じゃあボディーソープ?」
夜「なんでもいいけど早く上がってくれる、ここまだ玄関」
う「アハハハ、そうでした」
うさぎは夜天に付いていきリビングに案内された
夜「ただいまぁ」
う「おっ邪魔しまぁす♪」
星「おだんご!」
大「うさぎさん!」
う「うわー予想以上のチョコレート(゜ロ゜;」
星「どうしておだんごがここに?」
夜「さっき月野が僕にぶつかってきてぶつかったお詫びにチョコレート食べてあげるって言ったから連れてきた」
星「なんだそりゃ(汗)」
う「勝手に話を変えるなぁーー」
大「とにかくせっかく来てくださったんですから、ゆっくりしていて下さい♪うさぎさん珈琲飲めますか?」
う「あっはい!お砂糖とミルクがあれば♪」
大「ふふ、わかりました」
う「ん?」
星「お前それもう珈琲じゃなくてカフェオレじゃん(笑)」
う「でも元は珈琲じゃない!」
夜「ねぇチョコ食べるんじゃないの?」
う「食べる食べる♪何食べていいの?」
星「そうだなぁとりあえず手作りから消費したいからこっちのから食べてくれよ!」
う「手作り…いいの?あたしが食べちゃって、ファンの子達が星野達に一生懸命作ったのに」
夜「ここまで来といて何言ってんの?僕達が食べていいって言ってるんだからいいんだよ」
う「うーん」
大「納得いかないみたいですね」
手作りと聞き躊躇しているうさぎに人数分の珈琲をテーブルに並べながら大気はこう提案した
大「だったらこうしますか、私達も少し食べますから、私達が食べて残ったのをうさぎさんが食べて下さい、これなら私達も食べてますから問題ないでしょう?」
う「……それだったらいいかな」
こうして星野達は味見程度に食べ殆ど残ったチョコをうさぎが食べていった
う「うーん、どれも美味しい♪」
星「ほんとよく食うな(汗)」
大「そうですね(苦笑)」
夜「見てるこっちがお腹いっぱいになるよ(呆)」
う「幸せ♪」
30個ぐらい食べた頃だろうか、うさぎがおもむろに袋の中身をあさりだした
星「何やってんだ?おだんご」
う「これ食べようと思って♪」
それは先程コンビニでうさぎが買ってきたポテチ
星「お前今からそれ食うの!Σ( ̄□ ̄;)」
う「だってチョコばかりじゃ口の中甘いんだもん、こういうときってしょっぱい物が恋しくなるじゃない♪」
星「だからってチョコこんだけ食ってんだぞ(汗)」
う「甘いものとしょっぱいものは入るところが別よぉ♪」
星「……一緒だよ」
う「星野達も食べる?」
星「いらねぇ」
夜「いい」
大「うさぎさんが買ってきたんですからうさぎさんが食べて下さい、その間私達は休憩してますから(苦笑)」
「そう?」と首を傾げるとパクパクとポテチを平らげっていった
それを見ていた星野は
星「お前そんなに食ったら太るぞ」
う「ん!ぐぐぐ」
うさぎは星野の言葉でポテチを喉に詰まらせてしまう
夜「月野!」
星「おだんご大丈夫か!」
大「うさぎさんこれ飲んで下さい!」
ごくごくごくごく
う「ぷはー死ぬかと思った」
夜「星野が余計なこと言うから」
星「ごめんな…おだんご」
う「ううんいいの、実は最近太っちゃって、太るって言われてビックリしただけだから」
大「そうにも関わらず私達のチョコを手伝ってくれたんですか?」
う「あっいやそれは忘れてただけです♪」
(((-∀-;)))