ライツうさ

□甘い口どけに酔いしれて
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夜天「ねぇこれどうすんの(汗)」


夜天の言っている「これ」とはバレンタインデーに貰った山積みになっているチョコレート


大「そうですね…捨てるわけにもいきませんし」

星「だからって食うにも限界があるしな(汗)」

夜「チョコの甘ったるい匂いで僕もう駄目」

大「とりあえず、手作りと市販の物分けてみますか?」

星「そうだな、みんながみんな手作りとは限らねぇし急いで食わなくてもいいかもしれないよな♪」

夜「えぇ面倒くさい」

大「いいから、手伝って下さい!」

夜「はぁー」


とは言ったもののひとつひとつ綺麗に包装されたものを開けていかなければ手作りか市販かわからないため何百とある数だけに3人の顔はどんどん暗くなる一方だった


星「なぁ…もう半分くらいは見たよな?」

大「えぇ」

星「手作り多くねぇか?(汗)」

大「…そう…ですね(汗)」

夜「もう僕ヤダ!チョコ臭いし」

星「おい!何処行くんだよ!」

夜「気分転換!」


バタン!


星「ったく、しょうがねぇなぁ」

大「仕方ありませんね、私達も少し休みましょう」

星「あぁ、正直言うと俺もこの匂い限界(笑)」

大「私もです(苦笑)」


その頃夜天は


夜(はぁ〜僕が独りで外出なんてそうそうないよなぁ)


夜天はどちらかと言うとインドア派なので学校、仕事あとはよほどの事がなければ外出などしない


夜(何処かゆっくり出来るとこないかなぁ)


夜天はそんな考え事をしながら歩いていると


ドンッ


???「きゃっ」

夜「あっごめん……って月野?」

う「夜天君!」


うさぎは埃をはらいながら起き上がると



う「ごめんねぇ、あたしボーーっとしてて」


夜「いいよ…僕も考え事してて前見てなかったから」


う「考え事?そういやぁ夜天君顔色悪いよ、具合でも悪いの?あっ!もしかして今から病院行くところだった?あたし付き添ってあげようか?」


夜「ぷっ何一人で暴走してんの(笑)」


う「えっ?違うの////」


夜「違うよ、朝から大量のチョコと部屋に充満したチョコの匂いで気持ち悪くなってただけ」

う「大量のチョコ?」

夜「そっバレンタインデーにファンから…貰った……チョコが……(汗)」


うさぎは大量のチョコと聞き目がキラキラしていて今にもヨダレが垂れてきそうだった
そんなうさぎの姿を見て夜天は引き気味になったが(待てよ)とある事を思い付いた



夜「ねぇ今時間ある?」

う「えっ?あるけど」

夜「じゃあ家に来る?」

う「えっ!夜天君家に行ってもいいの?♪」

夜「食べたいんでしょ?チョコ」

う「食べたい食べたい、今日は1日空いてまーす♪」

夜「1日空いてるんだぁ」

夜天はうさぎの耳元で「だったら僕は君を食べようかな…うさぎ」


う「¥$#@☆&§」

夜「う・そ(笑)」

う「もうからかわないでよね////ってまさか家誰も居ないって訳じゃ…」

夜「安心して、星野も大気も居るから」



ふぅ〜と安心した様子のうさぎ
っと言っても年頃の男が3人それも国民的アイドルの家に行くというのに緊張する素振りも見せないうさぎを見て(もうちょっと意識してよね)と思いながらうさぎと一緒に家に向かった


するとコンビニの前まで来たとき「ちょっと待ってて」とうさぎに言われうさぎはコンビニに入っていった、数分で出てきたので「何買ってきたの?」と聞くと「チョコばかりじゃあ口の中甘ったるくなっちゃうから塩味のお菓子買ってきたの♪ほら」とポテチを見せながらルンルンしているうさぎの横で苦笑いしか出来ない夜天だった
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