星うさ

□君とキスした休日♡
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君が欲しくてずっと面影を追い続けてきた
たった一人のプリンセス
この恋は絶対叶わないと思ってた
だけど、君は身分の違う俺を選んでくれた


おだんご…俺はお前が好きだ!
誰にも渡したくない!誰にも見せたくない!
そう思ってしまうくらいに



なのに……何故




夜「えっ⁉」


大「星野…今なんて?」


星「だーかーらー、おだんごにまだ……キスしたことない////(小声)」


夜「嘘でしょ?星野だよ⁉」


星「俺だからなんだよ!///」


大「私も星野の事ですから…てっきり(汗)」


星「俺ってそんな手早そうに見えるか?(汗)」



二人は頷く


星「ひでぇ(泣)」



なんでこんな話を三人がしているのかと言うと遡る事数分前



星野は自分が出演しているドラマを観ていた
そのドラマは別れたはずの恋人同士がまた巡り合い結ばれると言う内容
丁度その話は星野と相手役の女優が結ばれキスをするシーンが流れそれを一緒に観ていた夜天の一言から始まる


夜「星野これ本当にキスしたの?」


星「するわけないだろ!…おだんごともまだなのに(ボソッ)」



これが話の始まりだった



夜「だって月野と付き合ってもう半年でしょ?星野がそんなに我慢出きるはずないよ」


星「お前どういう目で俺を見てる訳⁉(泣)」


夜「性欲に満ち溢れてる狼」



夜天は鋭い視線でそう言った!‼


星「俺、一応アイドルなんですけど(汗)」


大「しかしよく我慢してますね⁉」


星「我慢って言うな(汗)俺だっておだんごとしたいさ」


夜「…スケベ」


夜天は軽蔑の目を星野に送る



星「夜天…なんか勘違いしてるだろ(汗)キスだよ!キス」


大「どうしてしないんですか?月野さんもしそうな感じするんですが⁉」


夜「確かに、元彼ともよくイチャイチャしてたもんね」


星「普段一緒に居るのは平気なんだけどよぉ、そういう雰囲気になると急に緊張しちゃって、何も出来ないって言うか……」


夜「…星野に純粋似合わない」


星「だからさっきから俺の事どう思ってる訳⁉」


夜「欲求不満!‼」



夜天はどや顔で言い切った!‼



星「んなことどや顔で言うなよ!(汗)」


大「まぁそんな焦ることもないんじゃないですか?そういう事は早い方がいい訳でもないですし(汗)」


星「それがそうもいかないんだよなぁ…」



星野はため息をつきながら頭を抱える
それを見た夜天は


夜「これ以上我慢すると月野を襲いかねないんだね…」



星野を可哀想な目で見る



星「夜天…俺本気で悩んでるんだけど……てかその哀れむ用な目で見るな(汗)」


大「(苦笑)…それで焦ってる理由はなんですか?」


星「実は俺がキスしないことあいつらに言っちまったみたいでよぉ(汗)」


大「あいつらとは水野さん達の事ですね」


星「ああ、俺が何もしないから自分の事好きじゃないのかなっておだんごが悩んでるって愛野に怒られた(汗)」


大「月野さんらしい悩みですね(笑)」


夜「星野が純粋ぶってるからいけないんだよ」


星「だから、俺だって悩んでるんだって(汗)」



したくない訳じゃないむしろしたい!
でもおだんごを前にすると柔らかそうな唇に目がいってしまい緊張が高まる
俺がおだんごの前で固まってるのを不思議そうにキョトンとしてる顔が可愛すぎてとてもキス出来る余裕が出来なくなって自分の赤らめた顔を隠すかのようにおだんごを腕の中に包み込むのが精一杯
こんなに想っているのに何も出来ないなんてカッコ悪い…
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