Short Novel

□ED後 アッシュ編 2
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「やっぱりここにいたか・・・・」

ずっと岩の上に座っていたら、後ろから声が聞こえた。振り向くとガイが立っていた。

「・・・何?」

「旦那が呼んでるんだ。グランコクマに来てくれないか?」

・・・大佐に呼ばれる理由に心当たりはなかった。

「どうして?」

「悪いがそれは俺にも分からない」

私は他にすることもないので、ガイについていくことにした。

「・・・分かったわ」

座っていた岩の上から立って、最後にホドを一瞥してガイの後についていった。















「お久しぶりです」

渓谷の入り口にはアルビオールがあった。
そしてそこには当たり前のようにノエルがいた。

「今、中でアニスさんとナタリアさんが待っていますよ」

「アニスとナタリアが?」

私は説明を求めるためガイを見た。そんな私の様子をガイは察してくれたようだった。

「・・・旦那に言われて連れてきたんだよ、全く、何を考えているんだか・・・」

そう言ってガイはアルビオールの中に入っていった。

私もアルビオールの中に入ると、中にいたナタリアとアニスは眠っていた。
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