SHORT STORY

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*仁への思い*


赤西仁 今 貴方は何をしていますか?

昔のように楽しそうに笑ってますか?

おっきな声で鼻歌を歌ってますか?

私は貴方を待っています……





あの日まで私は信じてた仁のことを…
仁との明るい未来も……


付き合って2年 ずっと一緒にいようねって約束した…
指輪も貰った
結婚は出来なくても ずっと一緒にいられるって信じてた……
そぅ…
あの日までは……


その日は突然やってきた……
仁は前から決めてたのかもしれない……

私がバカだから気づかなかった……
幸せに溺れてた……




その日の夜 私は仁の帰りを待ちながら ぼーっとNEWSを見てた……
仁の姿をみた瞬間 時間が止まった気がした……
頭の中が真っ白になった……
ただ分かることは 仁が留学すること そして 私が泣きじゃくっていることだけ……



仁は帰ってきて「ただいま」って低い声で一言言っただけで 何も言わずに泣いている私をギュッと抱きしめてくれた……



でも 仁…お別れなんでしょ? 仁の「迷いはない」っていう言葉を聞いて全て終わったと思ったよ……
仁は何もかもふっきれた顔してた……


私は何があっても仁と一緒にいられるならそれだけで幸せだった
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