流星

□キンモクセイに誘われて
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夜天が私の前から姿を消して2年が過ぎた

僕には大切な使命がある。また必ず迎えに来るから

多くを語らないあなただけど、嘘は絶対につかない

だからあなたの言葉を信じてこうしてずっと待ってる

キンモクセイの香りが私を弱くする

いつも平気なわけじゃないけど、我慢できたの

でも…今日はダメみたい

少しでもあなたを感じたかったのかもしれない。気付けば私は自然と二人でよく行った海へと向かっていた



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