Story
□私のカレシはアイドル
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○○side―――
―――「おはよ」
朝目を開けると降ってくるあなたの甘い声
その声も香りも眼差しも
私になげかけられているもの全て
その一つ一つが愛おしくてたまらない
涼「なにボーッとしてんの、いつものおはようのちゅーは?」
○○「なっ、なんでもないっ!」
涼「ふふっ、変なの笑」
チュッ―――…
大好きな人との甘い口づけで1日が始まる
それだけで頭の中は幸せでいっぱい
でもね、そんな大好きな人はあの超人気アイドルHey! Say! JUMPのセンター
辛いなって思うこともあるの
もちろん付き合ってることは世間にはナイショ
涼介1人でも気づかれることが多いのに私と2人で街中になんて……
見つかったときのことを考えるだけで怖い
どれほどの騒ぎになるのだろう
涼「○○……ごめんね?ほんとは一緒に行きたいとこいっぱいあるでしょ?」
私の気持ちを見透かしたように言ってくるからずるい……っ
○○「ううん、そんなことない、涼介とこうやっていられ…」
涼「ごめんっ…、こんな俺が彼氏でごめん…っ、」
○○「……っ!///……りょ…すけ……っ///泣」
私の言葉を遮って優しく抱き寄せる涼介
やめて……、謝んないで…
わがままで欲張りな私がいけないの