長いお話
□５
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「来たーーー！」
今日はみんなで遠足にきていた
この学校ではクラスが仲良くなるために
毎年これがあるみたい
私たちは今年街を散策して材料を集めてからバーベキューをするらしい
「ベリ、そのサンダル可愛いね？」
「ほんとに？ありがと」
「けどバーベキューの時大丈夫？」
「あっ考えてなかったの。笑」
「こら梨加話を聞け！
今年は他クラスも一緒だから
他クラスのやつと力を合わせてもいいぞー
ただし、制限時間は2時間だ！
2時間後に必ずこの場所に戻ってこいよー」
2時間の間に与えられたヒントとマップを基に探す
とりあえずグループ決めなきゃだ
「ぺーちゃん一緒にやろぉよ〜」
ダニーが誘ってくれてるけど
やっぱりマナカとがいいなぁ
辺りを見渡してもマナカは見当たらない
「ダニー、マナカは？」
「あ〜そういえばいないねぇ。
あかねんもいないし」
「オダナナ〜！ベリ〜！」
名前を呼ばれた方を見れば
マナカが走ってきていた
リサちゃんと一緒に
「お待たせ！」
「リサじゃ〜ん！どうしたの〜？」
「いや同じグループの子に私みたいな大食いの子いなくてさぁ、
私ばっか食べちゃったら申し訳ないじゃん？
けど志田の班ならオダナナも志田もいるし
志田と一緒の班ならいいかなぁと思って。
ダメかな？」
そんな困ったような顔されたら
ダメって誰も言えないよ
別にリサちゃんが嫌いなわけじゃない
きっとリサちゃん自身はいい子
だけどマナカの事を思うと
胸がズキズキしてたまらなくなる
結局はダニー、マナカ、リサちゃん、あかねんでグループになった