長いお話

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あ「遅かったね〜!何してたの?」

愛「水遊びしてた!」

「ほんとだぁ、ビチャビチャじゃん〜」

ふとオダナナの横を見てみると
ベリがいない

いつもオダナナの横に居るのになぁ

「オダナナ、ベリは?」

「そーいやみてないなぁ。
あかねん知ってる?」

「えっわかんないけど2人がトイレ行った後にベリカもそっちに歩いて行った気がするけど」

じゃあトイレかな?

けどトイレでは見なかったしなぁ

どこ行っちゃったんだろ


理「まぁすぐ戻ってくるでしょ?」

「…うん」

そうは言ってもやっぱり心配

それから30分経っても
彼女は帰ってこなかった

あ「…あっおりかトイレから戻ってきた!
ねぇおりか!トイレに誰かいた?」

「え〜?誰もいなかったよ〜?」

「ねぇ今、川からサンダル流れてきたんだけど誰かちがーう?」

ゆいちゃんずがギターを持って川から
戻ってきた時に手にサンダルをもっていた

そのサンダルは私が今朝褒めた
ベリのサンダルと同じもの

「ねぇ、ベリカさっき山の方歩いて行ったの見たけど….」

「ほんとに?!どっちいった?」

「向こうだけど」

私はその子が指差した方に向かって走った

後ろからはオダナナとあかねんの声だけが聞こえてくる

「オダナナ、急いでつっちーに言ってきて!
私この辺探してみるから!」

「わかった!」
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