▼小説

□一緒に居られる幸せ(番外編)
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昔は毎日薄暗い家で奴隷の様に扱われてきたのでこんなにもお昼寝が
気持ちの良いものだと知らなかった。


アダムが近くの街へ行って人々の病気や怪我を直すお仕事を始めたので私は家で昔よりも随分楽な主婦としてのお仕事をしてお昼前にようやくひと段落ついた。
一人でお昼ご飯を作って食べるのはアダムとしばらくずっと居たので少し寂しい気もするけど最近は空いた時間にお昼寝をするのであっという間にアダムが帰ってくる時間になる。


ここは地下なので雨も降らず、常に熱くも寒くもない丁度良い温度なのでお昼寝には最高の場所で、私は一回寝ると基本的に2時間は眠っている。


でも昨夜は夜遅くまでアダムの帰りが遅くそれを待ってたのでいつもよりあまり寝れなかった上に今日は朝早く仕事に行ったのでお昼寝時間が長くなりそうだ。


部屋へ行き、ベッドに入るといつもは読書を少しするのだが、今日はそんな気にもならず時間がかからずに私は眠りに落ちた。



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