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□この空が、泣き止んだら
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あとがき。

またしてもスミマセン……(泣謝)妄想だけで突っ走ってますね…

私は、一般的にヒトがあまり好きじゃないモノを好きだと言えるヒトが、死ぬほど好きです。

そういうのって、とてもエネルギーを使うから。だからこそ信念がある。とても素敵だなぁって思います。

実際私も雨好きです♪

さてでは…オマケ。

なんとなくフラウサイド。


「…おっ、雨か……」
フラウはふと立ち止まって、窓から空を見上げる。そしてニヤリと口角を吊り上げる。

――アイツまた見入ってるんだろうな。

容易にその小さな姿が想像出来て、笑えてしまう。

―フラウは雨みたい。いつも気まぐれで、それなのに嫌いになれない。

それは、いつだったか自室のベッドの上で、頬杖を付きながらテイトが言ったことだ。

「俺に似てるから、いつもそんな見てるんだろ?」

からかい半分に言うと、目の前の子供は、真っ赤になって怒った。図星だったらしい。あまりにも嬉しくて、その日は一日中そのネタでからかってしまった。

それ以来、雨を見ると笑みを止められない。そうしてふと思い出す。


……そう言えばあの人も雨が好きだったなと、

喪われた痛みは消えない。けれど、それをも包んで暖めてくれる優しい歌を知ってしまったから、今も穏やかに雨を見つめることが出来る。


「…ま、雨なんかに渡さねぇけどな…」

そのつぶやきは、放っておくとずっと窓にかじりついているであろう少年のもとへ向かう足音に消された、誰も知らない小さな嫉妬の囁き。



ハイもう本当に色々スミマセン!!いっぺん死んできます!
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