詩集

□10の詩
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君の亡骸を指でなぞる

いつまで続けられるのだろう?

いつまでやっていれば良いのだろう?

揺り動かせる体もないまま

撫でる事のできる体もないまま

記憶が消えぬようになぞり

君の存在を消してゆく

何も言わずに消えてゆく

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