おジャ魔女どれみ

□Act.1
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???
「名無しさん!ちょっと待っててね!」

『…はい』



そういって教室に入った担任の先生の目を合わさないように、下を向いたまま返事をする。


そんなかなめの様子を担任の、関はちょっと苦笑いをしてかなめを置いて教壇にたつ。




「ほら、小竹!春風!いつまでふざけてんだい!早く席につく!」



関が声をだすと、先ほどの騒ぎが嘘のように静かになる。



『…帰りたい』



ギュッと自身のワンピースを握りしめる名無しさん、眼にはうっすら涙も浮かべている。


うつ向いたまま、名前を呼ばれ足を進める。


教室は入りうつむいたままのかなめに皆が注目している。




「今日からこのクラスにきた、名無しさんかなめだ!飛鳥と同じ外国からきた!」



関に託されかなめは挨拶する。



『…イギリスから…きました…名無しさんかなめです…』



小竹
「なんか暗そうなやつがきたな…」

飛鳥
「 He has a very cute face!」
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