キヒヒ!

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昼寝も含めて任務完了。

一応、当たり所もよかったと思うし、脈も呼吸も大丈夫のようだ。さすがに丈夫。

がしかしまだ昼休みはあるし気絶したままの雲雀さんほっとくのもどうよ。

幸運ファンブって謀反起こしに生徒がやって来たらマワされちゃうじゃないの。

「というかつい壊しちゃったこの鍵どうしたらいいと思います?

 リボーンさん」

そんなわけで今しがた入室してきたリボーンの方を向く。

「ばれてたか」
「ちゃおです」
「ちゃおっス

 お前もまあまあやるじゃねーか。久几には劣るがな」

「わーい」

ほーめられた!
と思ったらレオンがべたちっと顔面に飛んできた。

「あっ…ひんやり……萌え……」

「皮肉を喜ぶな。
 身体能力にまかせっぱなしで型もなにもあったもんじゃねえ、なにより無駄が多すぎる」

「あ、はい。それはなんとなく」

「火下咲久几を名乗るならその身体くらい使いこなせ。
 あいつがいかに無駄なく動き、ゆえにどれだけ強かったか、記憶があるならわかるだろう」
「うお……はい。そのうちにでも……」
「なめてんのか。
 お前は今日から記憶頼りに身体の勝手をものにするため励め。自主トレしろ。当分は戦闘の勘を掴むことが目標だな」
「やだあー!」

「おっと、そんなことよりまだ任務は終わってなかったな。
 なんて書いてあったか当然覚えてるよな?」

「ようこそ。」

「あたりだ。一応、歓迎しといてやる

 言い忘れてたがそいつも一応ファミリーだからな。気持ちを代弁してやったのさ」

「ブラックにお茶目なことしますねえ」
「いいだろ?ファミリーとの交流と、オレからのプレゼントだ」
「プレゼント?」
「並中秩序の弱みだ。写真撮っただろ?」
「気が付かなかったら撮ってなかったんですけど」
「そのときはお前が受け取るに相応しくなかったということだ。

 どう使うかは任せるぞ」

口元に笑みを浮かべたリボーンの元にレオンが戻った

「鍵はオレがなんとかしといてやるから気にすんな。初任務だったからな。サービスだ」
「あっそれ本当ですか!?ありがとうございます、よかったあ…」

「それから、ツナがお前のこと呼んでたぞ。教室な」

「え、あ、はあ
 あれ、雲雀このままで大丈夫なんです?」

「こいつはそんなヤワじゃねーよ」

しっ、しっ、とやられたので大人しく戻るとします。
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