キヒヒ!!!!

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ぐちゃぐちゃクソどうでもいい持論をひたすらたれたと思えば魅々子は大人しく消えた。

私の言葉を求めなかったのは、私がこの時代の私じゃなかったからだろうな。
それでも最後に名前くらいは呼ばれたがると思っていたが、まあどうでもいい。

あの消え方は聞いている。
私のときも、透けてノイズがかって消えたのだと黎明が言っていた。

魅々子は帰還した。


今。
私はここだ。


治癒させた首を回せば、こきんと小気味良く鳴った。
さーさー、本編はどこまで進んだかな。

でも関われないかな。

ジャンプすれば軽い音。
魅々子のせいで、こんなに体重を減らされた。

幻騎士から貰ったエネルギーは、もう空っぽ。
治癒はこれで打ち止め。

これでうっかり殺されたら、ルッスーリアのトラウマこと塵の化け物になっちまうよ
はっはっは


植物の檻を飛び越えて、手ごろな木のてっぺんに登る。

ユニは既に飛び立っただろうか。
それともまだか。


風が吹いた。

こうして二次元にしがみ付けた事が喜ばしく、目を細め、閉じた。
瞼の裏で、風に吹かれる感触を楽しんだ。



しばらくそうしていると、遠方の方で光の柱が立ち上がった。
なんだろ。ツナちゃんかな。

どうなろうと構いはしない。
このままこの時代に居ようが、戻ろうが。

とりあえず、命がひとつしかないカラカラの私は…元の場所に戻ることにした。

分かり易いところで大人しく待ってまーす。

訪れるのがツナだろうと白蘭だろうと黎明だろうと、下手に出ていれば殺されはしないだろう。

別に、塵になっても構わないが、塵になりにいくのは嫌だね。
まだ動くべきキャラクターを退場させたくもない。

結局修羅開匣見れなかったし、桔梗の頭ブッパ見たかったな。
あれ多分死んでるけどショックを和らげるために生きてるみたいな言い回ししたんじゃないかなどうよルッスーリア。

うーん。惜しいな。
ジルと全然遊べなかったのと同じくらい惜しい。

とりあえず雷ピラルクを出し、その背にまたがって森を進んだ。
今リングないし出せるのはこいつだけだ。

分解を構築する霧の炎。

きっと、私は霧だけど、この私は嵐属性の炎を灯したんだろうね。
私が入っていないこの私は純度100%の嵐を噴いたと白蘭も言っていたし。


先ほどまで非戦闘員とヴァニタが待機していた地点に訪れれば、ひとっこ一人いなかった。

まあ全員ユニ追いかけていくし、予想通りだ。


魅々子のおかげでボロボロ穴ぼこにされた身の着を着直して、
適当な木の上に腰かけた。

この枝の配置いいね。背もたれみたいな感じで。
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