キヒヒ!!

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「……なんだって?」

「どうでもいいって言ったの。
 帰るくらいなら、物語なんて

 あんな世界に帰るくらいなら、

 どんなバッドエンドになろうと、構うものか!
 誰に嫌われようが構うものか!
 そしたら私はここを出ていくだけだ!痒くもない!

 この世界の私には、帰る場所がある!
 私にはあの人が居る!

 私を撫でてくれる!
 私を大切にしてくれる!
 私を見ないでくれる!
 私をほめてくれる!!

 いいや!それすら失おうがかまうものか!!

 今更あんな場所に……三次元に帰るくらいなら!
 死んでやる!

 帰らずに済むのならッ

 実験の痛みぐらいいくらでも耐えてやる!
 放置される退屈にだって耐えてやる!
 虐げられようが耐えてやる!
 世界中敵に回そうが耐えてやる!
 クソだろうが喜んで食らってやる!

 寿命を奪われ永遠に彷徨おうが苦でもない!!

 このままでいられるのならなんだってしてやるよ!
 なんだって耐えてやる!
 苦しくとも何ともない!」

「えぇー…どんだけ三次元嫌なの……
 ドン引きなんだけど」

「ああ嫌いさ。クソ世界だ。
 二度といやだ。
 好きなだけ引けばいい。
 何も変わらない。これが私だ

 お前が帰ればいいんだ」

「いやいやいや俺こそ今更だよ!この世界に14年だよ!
 今更無理でしょ」

「知らねえよてめえの事情なんざ」

「ならアタシだって知るか!!
 このアタシの炎を見ろ!!


 この世界で生きる覚悟だ!」


「うるせえなあ覚悟覚悟!
 私にだってあるっつってんだよ


 帰らない覚悟がよォ!!」


「ッ!、」

「上がって来いよ!ブチのめしてやる!!
 どっちの炎が強ェか試してみようじゃねえかよ!
 今ごろあっちでツナとXANXUSがそうしているように!!あァ!?タマ付き女さんよォ!!」

「あ、えと、えぇ…口わっる…
 ホントに女の子だったの…?」

「反らしてんじゃねーぞマザーファッカー!
 それともびびったかァ?!Mr.カマ野郎!アッハハハハハ!!」

「……ハアッ
 その手には乗らないよ、不死身のブーステッドマンさん」

「あ、そ。

 ならこの辺の地面を、蹴って。
 できたつぶてを、拾って、お前に投げることにするよ
 キヒヒ」

「フフフッ、

 やってみろ」
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