キヒヒ!!

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帰ってきた。

「お帰りなさいスクアーロ!」

「う゛ぉ゙おい!?なんでてめえがいやがる?!」

「アハハハハ」

いい反応いただきました。

「まあいい。ボス……XANXUSは居るかあ?」

「居ますよ」

「よし。」

「どこに行ってたんですか?」

「部外者には関係の無え話だ」

「そうですか」

肩を並べて廊下を歩く。
改めて見るほど、彼は美しい髪を持っているものだ。
いや、

「あなたの何もかもが美しい。」

「気持ち悪ぃな

 ……てめぇも変わらず綺麗な瞳だなぁ、子猫ちゃん」

「気持ち悪いです」

「ハッ」

「ヒヒ、」

楽しいなあ。
随分と会ってなかったが、話したこと覚えててくれて。
気安いの嬉しいなあ。

「そういえば、聞いてくださいよ」

「あン?」

「XANXUS様、今度はここに寝泊まりするの許してくれたんですよ。
 倉庫とかでなく、ちゃんとした部屋」

「…………?!」

「絶句されたでおじゃる」

「お前……なんか弱味でも握ってんじゃねぇだろうな?」

「ないです」

「どこの部屋だ?」

「ヴァニタとか言う人の部屋です」

「ヴァニタ……なるほどなあ
 ……まあ、お前でも良いってことなのかもなぁ」

「へあ?」

「まだ信用ならねぇが」

「うぬ?」

「許可が出たら教えてやるよ」

「はあ」

……なにかいい予感がするぞ。

それから彼とどうでもいいやり取りをしているうちにボスの部屋に到着し、扉の前で別れた。

まだ今日は終わらない。

私室に戻るか、他の人にちょっかいかけにいくか、悩むなあ。



「……マーモン様ァアアァアーーー!!キェエエエエエエ!!構ってくだっさあぁああははははーーーい!!!!ンアアアアアア!」

よし。
絶叫ダッシュ!
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