キヒヒ!!

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やってきましたヴァリアーアジト。

スクアーロいねえ!モスカいる!!

今日の日付?10/12です!!アハハハ!!
会いに来ましたよ。愛しのXANXUSに!

「……呼んだ覚えはねえぞ。餓鬼」
「えへへ。私用です」
「ああ?」
「以前聞きそびれちゃってたことで。…ボンゴレの守護者が七人ではないという件で
 独自で調べてもリングは確かに七つでしたけれど ッおぉぅ!?」

キックとんできたキック。
間一髪でかわす。

「……どうでもいいことを、わざわざオレに聞きに来るな。餓鬼」

やっぱ窓から直接私室に押しかけてまで聞くことじゃなかったかぁ…失敗失敗。

「じゃあ他の人に聞いてみていいですかね」

「…好きにしろ。
 それから、餓鬼」

「はい?」

「避けるな」

「は」

鳩尾パンチ!痛ってうおぇえええおろろろろrrrr

「ゲッ…ふ、」

「イラつくんだよ」

「は、ッ」

髪掴まれて床に叩きつけられ、頭をグリグリと踏みつけられた。

なんじゃなんじゃ気ィ立ってるなあ。
なになんなの?スクアーロいないからさみしいの?

「その服装も、どういう了見だ」

「どうって……」

ボスの上着ですけど。肩幅合わないから羽織ってマントみたいになってるけど。

「おうち無いから、身に付けるしかなくて…大切なものですし……」

「…………行くところがねえのか?」

「いぐざくとりぃ」

「……屋根を貸せと?」

「してもらったら願ってもないです」

「チッ」

ガンッと、改めて強く踏みつけられた。

「ワットゥファック!チェルベッロでちゃう!」

「んな柔な頭蓋してねえだろうが餓鬼」

「そうですけどぉ…」

「ヴァニタの部屋を使え」

「はい…!?」

「服従が条件だ。貸してやる」

グッと、一際強く力を込められ、XANXUSの足が退けられた。

「あ、ありがとうございま」

「オレを見ろ、餓鬼」

「…す?」

唐突な指示に、言われるまま彼を見上げる。
彼と視線がかち合った。

長い沈黙の後、彼は不意に背を向けた。

「相変わらず虫唾の走る眼差しだ。…失せろ」

「は、あい…。」

そおっと立ち上がって、扉から退室した。
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