夢
□しりとり
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『ね、奏くん。皆を待ってる間暇だし、しりとりでもしよ!』
『しりとり、ですか。いいですよ。』
『どうせなら縛りいれよっか。んー…お題は自分の好きなものね。あと、丸とか点とかはつけていいことにしよっか。例えば最後がひで終わったら、次の人はひでも、びでも、ぴでも好きなので始めていいってことで!』
『分かりました。どちらから始めますか?』
『じゃ、まずは私から。ねこ!』
『困った顔のあなた。』
『はぁっ!?』
『はではありません、た、ですよ。』
『う、うん…卵焼き。』
『綺麗なあなた。』
『…ちょっと。』
『なんですか?おれの答えはお題に反してますか?』
『べ…別に。た、ね…たけのこの里。』
『とびきりの笑顔のあなた。』
『……。』
『どうしました?降参ですか?』
『……す…る…ぅ……。』
『なんですか?もう一度言っていただけますか?』
『…ダンスしてる奏くんっ!』
『!!』
『あ、最後にんがついちゃった…私の負けだね…』
『いいえ、あなたの可愛さには完敗です。大好きですよ。』
『うんっ、私も奏くんだーいすきっ♪』
『おい、俺らいつ入っていけばいいの?』
『…分かんないです。』