進撃の巨人
□ゲームネタ三連発
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*PS4のゲームネタ三連発です
*終盤、ヒロイン好き過ぎて少し変態臭いミカサあり
*バカっぽいお話
大丈夫という方はスクロールをお願いします↓
【俺と私、どちらを選ぶ?】
「ナマエが補給兵から全アイテムをひとつずつ受け取っていますね……可愛い」
「ああ……クソ可愛いな」
「(私のナマエを見つめるなチビが)……リヴァイ兵長、ここでひとつ勝負をしませんか」
「勝負だと?」
「はい、同時に煙弾を打ち上げてナマエがどちらを先に助けるか勝負しましょう」
「ほう……いいだろう、勝つと分かっている勝負は少しつまらねぇがな」
「……………(このチビ…いつか私が然るべき報いを)」
「す、凄いですよオルオさん…!あの二人、巨人を討伐しながら平然と会話しています!;」
「おいエレンよそ見してんな!食われるぞ!;」
早速ミカサとリヴァイは巨人を討伐しながら丁度ナマエと互いが中間になるような位置まで移動し、救援要請の煙弾を打ち上げる。
ナマエが自分の元へ来たらミカサは頭を撫でてあげようと、リヴァイは抱き締めてやろうとそわそわしながら戦う二人の前では巨人など赤子同然で、あっという間に討伐数は増えていく。
「兵長!大丈夫ですか!?」
「グンタか…大丈夫だ、寧ろ調子がいい。いくらでも巨人共を討伐出来そうだ」
「え!?で、では何故救援要請の煙弾を!?;」
「ミカサ!大丈夫ですか!?助けに来ましたよ!」
「サシャ…私は大丈夫、寧ろ調子がいい。いくらでも巨人達を討伐出来そう」
「え!?あ、あの…私、救援要請の煙弾を見てきたんですけど…;」
二人の勝負に周りも巻き込まれる中、何処からかドーンドーンと爆発音が聞こえてくる事にミカサとリヴァイは首を傾げた。
すると突然周りの巨人達の動きがピタリと止まり動かなくなり、巨人を討伐しようとしてもどういう訳か一向に討伐出来ずリヴァイはイラつく。
「おい、これは一体どういう状況だ。巨人共を討伐出来なくなっちまった」
「リヴァイ兵長!」
「エレンか…どうした」
「どうやらナマエが最終討伐対象を討伐したようです、巨人達が動かなくなったのはそれが原因かと」
「…まさかさっきから爆発音みてぇなのがしてたが…ありゃナマエが火炎瓶を使いまくってた音か?」
「お、恐らく…;」
「……………………」
「リヴァイ兵長…」
「……ミカサ、話しは聞いたか?」
「……はい、アルミンから聞きました」
「……勝負はお預けだな」
「……そうですね」
「「……………………」」
ー完ー
【C?B?A?S?】
「リヴァイ兵長はランクSですね、いいなぁ」
「ナマエ、お前のランクは何なんだ?Cか?」
「ち、違いますよ!きっとAくらいです;」
「お前がAなわけねぇだろ、多少多めに見てもBだ」
「そんな事ないです!私とリンクしてみれば分かりますよ!;」
「ほう……そこまで言うなら確かめてみるか」
「………………」
「………………」
「………ど、どうですか?;」
「…………Dだ」
「D!!?;」
ー完ー
【ランクS、A、Bの戦い】
「う〜ん…」
「ナマエ…やっぱり俺はチームメンバーから外されるのか…?;」
「ん〜…ごめんねジャン、やっぱりランクSの魅力には勝てないの!ミカサと交代して!」
「よかった…ナマエ、あなたは私が必ず守ってあげる」
「ありがとうミカサ!えへへ、ランクSの人ばかりになっちゃった♪」
ミカサ、リヴァイ、エルヴィン、ミケという全員ランクSの最強の布陣に囲まれほくほくしているナマエ。
チームメンバーから外されしくしく泣いているジャンなどお構い無しだ。
「ちくしょう!自分はランクDのくせに贅沢だろ!;」
「もうコニー!その事は言わないで!」
コニーの言葉に顔を赤くして頬を膨らませるナマエの可愛らしさにランクAやランクBの兵士達はぐっと押し黙った。
自分達が何も出来ない内にナマエはランクSの者達に囲まれ揉みくちゃに愛でられる。
「おいてめぇら邪魔だ、さっさと消えろ。こいつは俺のもんだ」
「チビめ…いつかと言わず今然るべき報いを受けたいか…ナマエに触れるな」
「よせお前達、ナマエが苦しそうにしている。ナマエ、こっちへ来なさい」
「お前こそ何こいつを抱き締めているエルヴィン」
「ひゃあ!?///」
リヴァイ、ミカサ、エルヴィン、ミケに揉みくちゃにされナマエはビクリと小さな体を震わせた。
そんなナマエの様子にランクAやランクBの兵士達はハンカチを噛んで悔しがる。
「くそ…!おいアルミン!何とかあの四人に取って代わる方法はねぇのか!?;」
「そ、そんな事急に言われても考えがまとまらないよエレン!;」
ハンカチをべしっと地面に叩きつけるエレンの横で、アルミンは必死に考えた。
あの四人に取って代われる方法…今すぐあの四人に取って代わる……。
「な、何も浮かばない…駄目だ…僕は昔から何も成長していない…こんなんじゃエレンやミカサと肩を並べるどころか…ナマエに告白する事さえ出来ないまま人生を終えるだろう…っ!」
「アルミン深刻に考え過ぎだ!;」
ガクリと地面に膝をつき頭を抱えるアルミンの肩をマルコが掴み励ます。
そんなこんなしていると、急にナマエが小さく悲鳴を上げ顔を真っ赤にしながらこちらに駆け寄ってくる。
そのまま助けを求めるようにエレンに抱き付き、エレンは勿論周りのランクAやランクB達も驚きに目を丸くした。
「ど、どうしたナマエ!?いや、嬉しいけどよ!///」
「てっめぇエレン!羨まし過ぎんだろ俺と代われ!!;」
「冗談じゃねぇ誰が代わるか!離せよ破けちゃうだろ!!」
「よせお前達!ナマエ、一体どうした?」
エレンの胸倉を掴むジャン、そんな二人を制止させたリコはナマエの顔を覗き込む。
顔を真っ赤にさせたナマエはランクSの四人を振り返りエレンに益々強く抱き付く。
「だ、誰かにお尻触られたんです!///」
「「「「「何!?」」」」」
ナマエの訴えにランクAやランクBの兵士達の軽蔑の視線がランクSの四人へ一斉に向けられる。
「ミカサは違うでしょうし…でも少し小さめの手だったのできっとリヴァイ兵長です!///」
「!!?ナマエてめぇっ…いきなり何言い出しやがる!;」
「リヴァイ兵長!!一体何してるんですか見損ないました!!」
「ひどいですよ兵長!!」
「全くです!!女の敵!!」
「リヴァイ兵長なんて事を!!」
「リヴァイ兵長!!」
「リヴァイ兵長!!」
「兵長!!」
「セクハラ兵長!!」
「リヴァイ兵長!!」
「兵長!!」
「違う俺じゃねぇ!おい、今セクハラ兵長っつったの誰だ!!;」
リヴァイに対しての非難轟々の中、この出来事によりナマエはランクAやランクBの兵士達が保護した。
お尻を触られた恥ずかしさにまだ真っ赤になって震えているナマエの小動物のような愛らしさに、ランクAやランクBの兵士達の顔がだらしなく緩む。
「さて!ナマエは当然私達ランクAの兵士でチームメンバーを決めるよね?♪」
「な…何言ってるんですかハンジさん!ナマエ、俺達ランクBの兵士でチームメンバーを決めるよな!?」
「エレン、ランクBじゃハッキリ言ってナマエを守れるか不安なんだよ。黙って私達に任せときな」
「ハァ?言ってくれるじゃんかアニ〜。……マジムカつく」
「おい、やめろヒッチ!;」
今度はランクAとランクBの戦いが始まる中、一人輪の中から離れ自身の手を見つめながらぽっと頬を染める人物がいた。
「…ナマエのお尻…この世のものとは思えない程柔らかかった…///」
ミカサ・アッカーマン。
彼女こそナマエのお尻を触った張本人であった。
ー完ー
(ゲームネタ三連発)
2016.12.19