進撃の巨人

□多分そのうちケンカップル
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*現パロです

大丈夫という方はスクロールをお願いします↓
















「飲んだ飲んだ〜」

「このお店もなかなかよかったね〜」


仕事が終わり、休日前の皆と帰りに飲んで食べて騒いでというお決まりパターンがようやく終わり私は人しれず溜息をついた。
お酒に強い私は「酔っぱらっちゃった〜」なんて言って男に甘えるなんて事もできない、そもそもそんな反吐が出るような事したくもないけど。

一緒に飲んだ人達とお店の外へ出ると散々店内で喋ってたのにまだ喋り足らないのかお店の前でわちゃわちゃしだして、思わず眉間に皺を寄せてしまった。


「おいペトラ、飲みすぎだぞ」

「このくらい大丈夫だよ」


エルドが頬を赤くしたペトラを心配そうに見る。
大丈夫と言いながらペトラはどこか足元がフラフラしていてオルオが慌ててペトラの肩を支えてあげていた。


「馬鹿、ちゃんと立て危ねぇだろ!」

「うるさいオルオ!」


オルオを睨み上げるペトラだけどその姿は酔っているからかいつも以上に可愛く見える。
実際オルオはそんなペトラに顔を赤くしてる、女の私が可愛いと思うんだから当然の反応だよね。
それでなくてもオルオはペトラに気があるみたいだし。


「………ふぁ」


まだお店の前でわちゃわちゃしてる皆から一歩離れた所で大きな欠伸をする。
リヴァイさん、エルド、グンタ、オルオ達男性陣は酔って可愛いペトラを囲んでるし本当に暇だ完全に私は蚊帳の外だ。
大袈裟な話し、今ここで鼻くそほじってても誰にもばれないと思う。
その位私の存在感は消え失せている。


「……帰ろ。おやすみなさ〜い」


いい加減疲れたし眠い、今日も一日仕事したわけだしさ。
お店の前でまだ喋ってる迷惑極まりない同僚達に二度目の欠伸をしながら聞こえてないだろう挨拶をてきと〜にして一人歩き出す。
腕時計を見るともうすぐ11時で、時間を見た途端三度目の欠伸が出た。
早く帰ってメイク落としてシャワー浴びて一秒でも早く寝たい。
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