黒魔女さんnovel
□バレンタイン
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チョコ視点
うーん、頭が痛いです。
なんせ、街のあちこちにチョコ、チョコ、チョコ!
と、言う事は...
店長「いらっしゃいませ!って、チョコじゃないですか。」
チョコ「ここもチョコだらけなんですねぇ...」
私が来たここは、大形くんと私のcp...つまり、京チョコの小説を書いている店長が営んでいるカフェ。
しばらく駄弁っていると、
カランカラン
大形「あ、黒鳥さん。なんだねぇ。」
桃花「あ、お姉ちゃん!」
チョコ「二人とも珍しいね!ここに来るなんて。」
店長「二人とも結構来てますよ。」
桃花ちゃんはともかく、大形くんが来るのか。意外。
そう思っていると、大形くんに手を差し出された。
...うん?なんか乗っかってる。
大形「今年は逆チョコが流行っているらしいねぇ。」
チョコ「くれるの?」
大形「そうじゃ無かったらなんだねぇ。」
チョコ「確かに...」
箱を開けると、
チョコ「えっ...」
勿忘草型チョコが入ってました。
顔を上げた時には桃花ちゃんだけしかいませんでした。
勿忘草の花言葉...
『私を忘れないで』
黒大形「ごめんね。黒鳥さん。こんなずるい奴で。
黒鳥さん以外の人に、
ルキウゲ・ルキウゲ・ディメンティカーレ!」