黒魔女さんnovel

□チョコ雪姫
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昔、あるところにチョコ雪姫という優しい姫がいました。

ある日、亡くなったお母さんの代わりに意地悪な百合王妃が来ました。

王妃はショウ王と一緒にいるのを邪魔されたくないので、チョコ雪姫を殺せと速水狩人に命じました。

しかし、速水狩人はチョコ雪姫の優しさに殺せなくなったので、森に置いていくことにしました。

「...百合ちゃん、じゃなかった、百合王妃が命令したんですね。というか速水くんが狩人役なんだ。意外。」

「あーっ!あそこにくろと、じゃなかった、チョコ雪姫がいる!」

「げっ東海寺くんと、麻倉くんと、あと...よくわかんないや。」

チョコ雪姫は仕方なく小人たちに話しかけました。

「小人さん、小人さん。お城に帰る道を知りませんか?」

「チョコ雪姫、私たちには道はわかりません。でも、しばらくの間私たちの家に住みませんか?」

灯子という小人にそう提案されたのでチョコ雪姫は言葉に甘えることにしました。

数日経ったある日、王妃は鏡にこう言いました。

「鏡よ鏡、世界で一番幸せなのはだあれ?」

すると、鏡はこう答えました。

「ウィ、チョコ雪姫です。謎は解けました。ボン、小人に拾ってもらったから幸せなのでしょう。」

それを聞いた王妃はカンカンで、舞という魔女を呼び出し、毒林檎を作らせ、(正確には出雲響也という部下が作った)チョコ雪姫のところへ持って行かせました。

「チョコ雪姫さん、チョコ雪姫さん、美味しい林檎は要りませんか?」

チョコ雪姫はお腹が空いていたので林檎を食べてしまいました。

チョコ雪姫が亡くなったことに小人達は悲しみました。

そこへ、他国の大形京という王子がやって来ました。

王子はチョコ雪姫に一目惚れして、小人達に連れて帰ってもいいかと聞きました。

小人達の一部は反対しましたが、多くの小人がいいと言ったので、王子は連れ帰ることにしました。

お城で、せめてこの綺麗な唇に自分の唇を落としたいと考えたので、



____王子はチョコ雪姫の唇にキスをしました。

すると、林檎の欠片が口から落ちて、チョコ雪姫は目を覚まし、王子と結ばれましたとさ。めでたしめでたし。











____大形くん、演技なのに本当にキスしたのはなんでだろう...///
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