現代人の憂鬱シリーズ
□プロローグ
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私はどこにでもいる、いたって普通の女子高生でした。
それがまさか、こんな事が起こるなんて誰が想像していようか。
通学中、バナナの皮で滑って転んだところに、トラックが突っ込んできて轢かれて死ぬだなんて。
恥ずかしすぎるわ…とくにバナナの皮のあたりが!!
とはいえ、死んでしまったものはしょうがない。
まだまだやりたいことはたくさんあったし、残してきた家族にだって会いたい。
本当なら悲しみや寂しさ、未練に思いを馳せているべきなんだろうが…私は今、それどころじゃないんだ。
転生って、本当にするもんなんだね!!!
ってか、なんでこうなった!?